映画[ レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏 ]人間にはミスはつきものさ | アロハ坊主の日がな一日

CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
<< 映画[ ヒーローショー ]運命に翻弄される二人のゆうきに、敗者復活戦はあるのか? | main | 映画[ ビューティフル アイランズ ]なくなって気づく。豊かな島の暮らし >>
映画[ レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏 ]人間にはミスはつきものさ
0
    映画[ レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏 ]をアップリンクファクトリーで鑑賞。
    ワールドカップで日本が久しぶりにベスト16に入り、熱い余韻冷めやらぬ中観に行ってきた。このドキュメンタリーはTVでも紹介されていたこともあってか、平日の15時にもかかわらずプチ満員である。
    referee
    冒頭から、センセーショナルな映像で面白い!試合中、主審がインカムをつけて副審や第4審判とリアルタイムに情報を交換。これすら驚きの光景なのに、彼らが交わす内容が、これまた生々しく刺激的だ。「いまの判定は、オフサイドじゃなかったかも」と自らのミスを謝罪する副審や「見えなかった。どっちのボールのだろう?」と副審に相談する主審など、およそ僕たちが試合中に目にする威厳をもったレフェリーとは程遠い人間味あふれる彼らが垣間みられる。

    ピッチに立つ3つめのチームという言い方ができるくらい、思った以上にレフェリーたちの結束が固い。試合中のコミュニケーションはもちろん、試合前のロッカールームでは、手を握りお互い声をかけあう。試合をうまくコントロールできたときには、ロッカールームに入ったとたん円陣を組み、感情をあらわにして喜びを分かち合う。これほどのチームワークをもってしても、ミスジャッチは起こるのだ。

    実は、この映画でもEUROのポーランドVS.オーストリア戦での誤審による大きな波紋がフィーチャーされている。この時の主審は、何を隠そうワールドカップの優勝決定戦スペインVSオランダでも主審をつとめたイギリス人のハワードウェブだ。ベストレフェリーにも選出されたことのあるウェブでさえ、またしてもミスを起こしてしまう。
    この映画のメッセージは、審判の知られざる姿を伝えるというよりも、「審判にもミスは起きる。だって人間だもの」というあいだみつを的な普遍的テーマにあったのではないかと次第に思えてきた。

    賞賛よりも批難や中傷などのつるしあげを受けることが常であるレフェリーの仕事になぜそこまで、執着できるのか。ハワードらのように決勝戦で主審を務めたいと願うまでに取り組めるのか−−−。

    試合をコントロールしたときの達成感や充実感が、中毒のように味わえるのだろうが、できればそこをもう少し掘り下げて描いてほしかった。さらにいえば主要な登場人物だけでも名前を表示してもらいたかった。海外(特に欧州)ではTVで普段から目にする著名なレフェリーたちだから、あえてテロップを出すほどのこともないんでしょうけど、海外サッカーを観ないものにとっては若干酷である。

    UEFA(欧州サッカー連盟)公認ドキュメンタリーということもあって、紳士的なレフェリーの姿ばかりで、少し物足りなかったところもあるが、サッカーファンにはぜひお勧めしたい一作ですね。プラティニのブラックジョークは注目です。

    ※1人の主審、2人の線審(副審)の形態は、昨今のスピード重視のサッカースタイルでは、限界があるようにも思われる。個の限界は組織(しくみ)でカバーするしかないと考えれば、副審を増やすあるいは主審を前半、後半の交代制で行いなど、大胆な施策が必要かも。個人的にはVTR判定は論外かと。
    | 映画(ドキュメンタリー) | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    http://blog.alohabouz.jp/trackback/977192
    トラックバック