映画[ 半分の月がのぼる空 ]大泉洋は、すこぶるいい役者だわ | アロハ坊主の日がな一日

CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
<< 映画[ カケラ ]ガールズラブで自分さがし | main | 映画[ 君と歩こう ]落語的「駆け落ち劇」 >>
映画[ 半分の月がのぼる空 ]大泉洋は、すこぶるいい役者だわ
0
    映画[ 半分の月がのぼる空 ]をシネセゾン渋谷で鑑賞。

    かのロマンチスト協会から「本年度最高のロマンティック・ムービー」と認定された本作。

    今もっとも観たい監督深川栄洋と役者大泉洋が出演した作品だけに、これは見逃せない。累計140万部を誇る大ベストセラーが原作のこの「半月」だけに、客もわんさか入っているだろうと思ったら、僕の期待とは裏腹にパラパラだった。意外と中年サラリーマンが多かったのは驚いた。オーソドックスな純愛映画で涙したのは久しぶりだ。

    ブログランキングに参加中!!
    参考になったという方は、クリックして頂けるとうれしいです

    普通の高校生・裕一(池松壮亮)は、入院した病院で心臓病を患った美しい少女・里香(忽那汐里)と出会う。長期の入院で人との距離感が掴めない彼女のワガママに振り回されながらも、次第に心魅かれていく裕一。里香もまた、外の世界を見せてくれる裕一に思いを寄せていく。そんな中、2人が入院する病院の医師・夏目(大泉洋)は、医者でありながら最愛の妻を救えず失意の中から脱け出せずにいた…。きらきらと今を生きる二人が願う“ずっと”一緒にいたい想い。時を止めたまましか生きられない男の“ずっと”忘れられない想い。それぞれの想いが向き合った時、物語は思いもよらない展開へと進む。(gooより)


    泣かせる映画にはお決まりの難病もの若い男女ラブストーリーだが、いいんだよな、これが。

    長期入院で病院から出たことがないポッキー娘の忽那汐里が演じる里香は、裕一につねに「・・・命令!」というように、ワガママでお嬢様気質。しかしそんな言葉や態度とは裏腹に心は不安でいっぱい。一方池松壮亮くん演じる裕一は誰からも愛される、いじられキャラ。患者にもかかわず、病院抜け出して悪友ふたりと町の商店街をチャリとバイクで興じる姿を描いた冒頭は、彼のキャラクターが的確に表れているいいシーン。こんな彼が、大人になるとこれほどまでに変わってしまうとは・・・。

    本作は映画ならではの叙述トリックを用いて、ひとりの女性へのひたむき男の愛情を描くことに成功している。病室を抜け出して、砲台山を目指したあの熱き思いを持った若き高校生から、愛する人を失ったことで傷つきメスさえ握れなくなった医師に一変。映画で語られてないその間の出来事を、観客は考えずにはいられない。

    自身と同じような立場にある高校生の一言で、再び生きる気力を取り戻す夏目を演じた大泉は、さすがにうまい。最近は「水曜どうでしょう」でカメラに向かって文句ばっかり言っている彼の姿しか見ていなかったから。役者であることを忘れていたぐらいだ。

    今回は、監督の丁寧な人物描写が光っていた。それがあればこそ、あのミスリードがいきてくる。手垢のついたラブストーリーだが、これは観て損はない。

    ブログランキングに参加中!!
    参考になったという方は、クリックして頂けるとうれしいです
    | 映画(日本) | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    http://blog.alohabouz.jp/trackback/967815
    トラックバック