2010.03.06 Saturday 02:32
映画[ パラノーマル・アクティビティ ]
映画[ パラノーマル・アクティビティ ]をとうきゅうシネマスクエアで鑑賞。
7日間の撮影、そしてたった1万5000ドル(日本円で135万円)で制作された作品が、公開5週目にして全米1位を獲得し、翌週には興行収入1億ドル(約90億円)を突破した。アメリカで社会現象にまでなった超常(paranormal)ムービー。でも、これほんとに面白いの?
7日間の撮影、そしてたった1万5000ドル(日本円で135万円)で制作された作品が、公開5週目にして全米1位を獲得し、翌週には興行収入1億ドル(約90億円)を突破した。アメリカで社会現象にまでなった超常(paranormal)ムービー。でも、これほんとに面白いの?
低予算のホラー映画といえば、一時期話題になった[ ブレア・ウィッチ・プロジェクト ]を思い出す。それまでのストーリー重視の、ハリウッド映画に対抗するように、手持ちカメラによるP・O・V(主観撮影)というリアル感を追及し、斬新なホラースタイルを構築した。それからP・O・V(主観撮影)は、[ クローバーフィールド/HAKAISHA ]や[ REC ]など、都市伝説テイストを残しながらも、大仕掛けになり、娯楽要素は広まったものの、今では多少の沈滞ムードはゆがめない。
そこに現れたのが今回の[ パラノーマル・アクティビティ ]。観た感想でいえば、これが興行収入1億ドルを突破した作品か。しょうじき、到底そうは思えない。そんな出来だ。いっちゃあ悪いが、怖さを通り越して、笑えてしまうほどだ。
そう考えれば、これがあたったのも作品の良しあしというよりももっと他に理由があるのでは・・・。じつは個人的には「ドリームワークス」の緻密な広告戦略が要因ではないかと思っている。
つまりは、135万円という低予算の映画の権利を買い取り、そこに「リメイク化をはかったが、断念した」という箔をつけた。普通の鶏の卵を、金の卵に変えて、宣伝したのだ。
[ ブレア・ウィッチ・プロジェクト ]で、都市伝説ものの低予算ホラー映画は化けるというセオリーはあるわけで、あとはそれにどう付加価値をつけるかだけ。今回は自身の制作会社としてのバリューを使って、プレミアム感をつけて、売り出した。アメリカは日本とは比べものにならないほど馬鹿でかい国だから、この広告につられて、ほいほいと映画館にいく若者なんて、日本の比ではないだろう。そんな気がするなー。
でも、作品もそれなりに工夫はされていて・・・。たとえば手持ちカメラだけでなく、定点撮影という新たな手法を取り入れていたりするので、新鮮味は感じるはず。それに映画初出演といいながらも、主人公のケイテイとミカ夫婦の自然な演技は臨場感があったし、旦那の職業がデイトレーダーという設定もそこそこの納得感があった。
しかし、それ以上にアラが目立つ。たとえば悪霊に怖がりながらも、寝室のドアを開けっ放しにしているのはいかにも不自然。撮影を拒否していたはずの奥さんが、いつしかカメラを持って旦那のあとを追っていたり。挙げていくと、きりがない。
・・・ということで、観るならDVDですね。彼氏や彼女または友達と少人数で、ソファでポテチでもほうばりながら、「や、何、今動いた!」「だめ!だめ!だめ!こわーい」「だいじょうぶだよ、オレがついてるから」とかなんかいいあって、肩寄せ合って観るのが一番です。あくまで期待なんかしちゃだめですよ。ほんと、まじで。
そこに現れたのが今回の[ パラノーマル・アクティビティ ]。観た感想でいえば、これが興行収入1億ドルを突破した作品か。しょうじき、到底そうは思えない。そんな出来だ。いっちゃあ悪いが、怖さを通り越して、笑えてしまうほどだ。
そう考えれば、これがあたったのも作品の良しあしというよりももっと他に理由があるのでは・・・。じつは個人的には「ドリームワークス」の緻密な広告戦略が要因ではないかと思っている。
つまりは、135万円という低予算の映画の権利を買い取り、そこに「リメイク化をはかったが、断念した」という箔をつけた。普通の鶏の卵を、金の卵に変えて、宣伝したのだ。
[ ブレア・ウィッチ・プロジェクト ]で、都市伝説ものの低予算ホラー映画は化けるというセオリーはあるわけで、あとはそれにどう付加価値をつけるかだけ。今回は自身の制作会社としてのバリューを使って、プレミアム感をつけて、売り出した。アメリカは日本とは比べものにならないほど馬鹿でかい国だから、この広告につられて、ほいほいと映画館にいく若者なんて、日本の比ではないだろう。そんな気がするなー。
でも、作品もそれなりに工夫はされていて・・・。たとえば手持ちカメラだけでなく、定点撮影という新たな手法を取り入れていたりするので、新鮮味は感じるはず。それに映画初出演といいながらも、主人公のケイテイとミカ夫婦の自然な演技は臨場感があったし、旦那の職業がデイトレーダーという設定もそこそこの納得感があった。
しかし、それ以上にアラが目立つ。たとえば悪霊に怖がりながらも、寝室のドアを開けっ放しにしているのはいかにも不自然。撮影を拒否していたはずの奥さんが、いつしかカメラを持って旦那のあとを追っていたり。挙げていくと、きりがない。
・・・ということで、観るならDVDですね。彼氏や彼女または友達と少人数で、ソファでポテチでもほうばりながら、「や、何、今動いた!」「だめ!だめ!だめ!こわーい」「だいじょうぶだよ、オレがついてるから」とかなんかいいあって、肩寄せ合って観るのが一番です。あくまで期待なんかしちゃだめですよ。ほんと、まじで。
