2010.02.06 Saturday 02:03
映画[ ゴールデンスランバー ]エレベーターでチッチキチー
映画[ ゴールデンスランバー ]を吉祥寺で鑑賞。
伊坂幸太郎の傑作、娯楽小説の映画化。首相殺人犯に仕立てられた無実の男の闘争ならぬ逃走劇。原作は、にげてにげてにげまくるお話なのに、ラストの爽快感がすこぶるいい。
一方映画は、もちろん原作のよさは失うことなく、疑うことを知らない、人のいい愛されキャラの主人公を助けようと、友人、元カノ、元同僚、人切り魔、裏家業に精通した患者などが協力。彼らのキャラがとても魅力的で、ちょいちょい涙をそそられる。ある意味で、群像劇としても楽しめるエンターテイメント。
[ アヒルと鴨のコインロッカー ]、そして[ フィッシュストーリー ]と
伊坂幸太郎作品は、この人なしでは語れない中村義洋監督が今回もメガホンをとる。主演は[ ジャージの二人 ]や[ ジェネラル・ルージュの凱旋 ]と監督がなにかと頼りにしている堺雅人。
さらには音楽は、伊坂が愛してやまないミュージシャン斎藤和義が渋く歌い上げる。エンディング曲で流れる「幸福な朝食 退屈な夕食」は、これを聴いて伊坂幸太郎が勤めていた会社を辞めることを決意したという逸話のある曲。強力タッグのもと作られた作品だけに、観ないと損するあるよ。
伊坂幸太郎の傑作、娯楽小説の映画化。首相殺人犯に仕立てられた無実の男の闘争ならぬ逃走劇。原作は、にげてにげてにげまくるお話なのに、ラストの爽快感がすこぶるいい。
一方映画は、もちろん原作のよさは失うことなく、疑うことを知らない、人のいい愛されキャラの主人公を助けようと、友人、元カノ、元同僚、人切り魔、裏家業に精通した患者などが協力。彼らのキャラがとても魅力的で、ちょいちょい涙をそそられる。ある意味で、群像劇としても楽しめるエンターテイメント。
[ アヒルと鴨のコインロッカー ]、そして[ フィッシュストーリー ]と
伊坂幸太郎作品は、この人なしでは語れない中村義洋監督が今回もメガホンをとる。主演は[ ジャージの二人 ]や[ ジェネラル・ルージュの凱旋 ]と監督がなにかと頼りにしている堺雅人。
さらには音楽は、伊坂が愛してやまないミュージシャン斎藤和義が渋く歌い上げる。エンディング曲で流れる「幸福な朝食 退屈な夕食」は、これを聴いて伊坂幸太郎が勤めていた会社を辞めることを決意したという逸話のある曲。強力タッグのもと作られた作品だけに、観ないと損するあるよ。
首相の凱旋パレードが行われているそのすぐ近くで青柳(堺雅人)は、大学時代の友人・森田と久しぶりに再会していた。様子がおかしい森田。そして爆発音。首相を狙った爆弾テロが行われたのだ。「逃げろ!オズワルドにされるぞ」。銃を構えた警官たちから、反射的に逃げ出す青柳。本人の知らない“証拠映像”が次々に現れ、青柳は自分を犯人に仕立てる巧妙な計画が立てられていた事を知る。青柳は大学時代の友人たちに助けを求めるが…。(gooより)
アメリカのエンターテイメント映画を彷彿とされる伏線の巧さ、心にのこるセリフ(会話)の数々、さらに多くのキャラクターたちが登場するにもかかわらず、一人ひとりがくっきりと観客の脳裏にやきつけられる個性的な造形。まさに伊坂マジックともいうべき秀逸な原作は、多くのファンを唸らせたことだろう。さらに映画への期待も大きかったに違いない。
でも中村監督は、その期待を裏切らない。青柳と、元カノの晴子とのキスシーンをカメラにおさめようとする森田らのお茶目な描写とか、黒思い出の車で、青柳と晴子がすれ違う様を見守るパーカーの男・キルのシーン(クレーンで撮影)、原作にない、あるいは細かく描写されていないシーンを面白く、ときには感動的に描くのだ。
今回は、青柳をサポートする仲間たちが魅力的である。ユーモアたっぷりのや●ざなおやじの柄本明。先輩ドライバーの岩崎英二郎を演じた渋川清彦、きわめつけは伊東四朗が演じた父の平一。彼らが魅力的なので、原作のテーマである主人公との関係性(絆)が鮮明にみえてくる。何度泣きそうになったことか。
友人・森田の「人間の最大の武器は“習慣と信頼”なんだ」という言葉を特信じて行動する青柳。そんな彼とは対照的な警察組織という構図。なかでも永島敏行が演じた小鳩沢の“信頼”や人間味のかけらもない、不気味なキャラが、異様な緊張感や恐怖を生み出していた。
原作の面白さに負けていない出来で、たのしめる作品。
唯一残念なのが・・・堺雅人演じた青柳が、悲壮な顔をして逃げているポスターの写真が「ほっしゃん」に見えること。男前なのにー。
アメリカのエンターテイメント映画を彷彿とされる伏線の巧さ、心にのこるセリフ(会話)の数々、さらに多くのキャラクターたちが登場するにもかかわらず、一人ひとりがくっきりと観客の脳裏にやきつけられる個性的な造形。まさに伊坂マジックともいうべき秀逸な原作は、多くのファンを唸らせたことだろう。さらに映画への期待も大きかったに違いない。
でも中村監督は、その期待を裏切らない。青柳と、元カノの晴子とのキスシーンをカメラにおさめようとする森田らのお茶目な描写とか、黒思い出の車で、青柳と晴子がすれ違う様を見守るパーカーの男・キルのシーン(クレーンで撮影)、原作にない、あるいは細かく描写されていないシーンを面白く、ときには感動的に描くのだ。
今回は、青柳をサポートする仲間たちが魅力的である。ユーモアたっぷりのや●ざなおやじの柄本明。先輩ドライバーの岩崎英二郎を演じた渋川清彦、きわめつけは伊東四朗が演じた父の平一。彼らが魅力的なので、原作のテーマである主人公との関係性(絆)が鮮明にみえてくる。何度泣きそうになったことか。
友人・森田の「人間の最大の武器は“習慣と信頼”なんだ」という言葉を特信じて行動する青柳。そんな彼とは対照的な警察組織という構図。なかでも永島敏行が演じた小鳩沢の“信頼”や人間味のかけらもない、不気味なキャラが、異様な緊張感や恐怖を生み出していた。
原作の面白さに負けていない出来で、たのしめる作品。
唯一残念なのが・・・堺雅人演じた青柳が、悲壮な顔をして逃げているポスターの写真が「ほっしゃん」に見えること。男前なのにー。
