短編コンペティション[ したまちコメディ大賞2009 ] | アロハ坊主の日がな一日

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短編コンペティション[ したまちコメディ大賞2009 ]
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    浅草で行われていた短編コンペティション「したまちコメディ大賞2009」をみてきた。場所は、浅草中央劇場。昔ながらの狭いシートに座って、トークや推薦作品も交え、約3時間ほど上映。最後まで我慢できるだろうかと思っていたら、作品の完成度が高く非常に楽しめた。
    200作品近い応募のなかから、最終審査に残った10作品が上映された。単なるショートムービーではなく「コメディ」という要素がなければ選ばれない。シリアスものであれば作れるだろうが映像で「お笑い」というのはひじょうに難しい。

    「したまちコメディ映画祭」は、今回で2回目となるらしいのだが
    コンペティションは初めて。だから、今回の優秀作品を審査員が
    どういった観点で選ぶかが、この映画祭の方向性をも決めることに。
    そのくらい今回の審査は大きな意味を持っている。

    アニメあり、実写あり、パペットありと・・さまざまな表現がある中で
    気になった作品をちょっと列挙しておきます。
    したコメ
    ●おるすばん/監督:坂元友介さん
    パパとママはおでかけ。僕は一人ぼっちでおるすばん。が、その間にいろいろなシュールな出来事が起きるのだった!独特の映像の流れが心地よく、動く夢絵本を観ている気分になる作品(ホームページより)。

    コンペティションの最初を飾った作品。子どもの心象風景が画になっていて、ダリっぽい映像だった。アングルが全く変わらず定点による撮影。それが少し活かされていなかったような。期待していたので残念。他の作品と比較した時に、はじめてこの作品の持つ味わいがわかるシュールな一作。


    ●嘆きのアイスキャンディー/監督:岩井澤健治
    柔らかいタッチで描かれた、懐かしさを感じる風景の中、アイスキャンディーが独自の目線で夏の終わりの儚さを語る。あなたにもアイスキャンディーの気持ちが分かるかも?(ホームページより)

    この作品は「下町」というキーワードをベースに作り込んだベタさが、色鉛筆のタッチと妙にマッチしてしまう。オデは、タッチとストーリーにギャップのあるこの作品が好き。
    http://www.youtube.com/watch?v=gRZgOZIxrlo
    個人的には「嘆きのアイスキャンディー」というストレートなタイトルないほうが、オチが引き立つのでは。


    ●デグチガナイ!/監督:野村律子さん
    もしも、突然「出口がない」という状況に陥ったら…。でも、人生っていつもこんな感じなのかも。10本の入選作の中でもっとも短い作品です(ホームページより)

    スピード感とわかりやすさで勝負した、瞬間芸のような作品。10作品のなかで一番好き。審査員の方々が言っていたように、もう少し観たかったという思いがしないでもない。


    ●泥棒日記/監督:小林でびさん
    ある泥棒が空き巣に入る。が、なんとその家の奥さんは、夫の命令により「鉄仮面」をつけていたのだった…!ハートフル &フルメタル・ラブストーリー!!! (ホームページより)

    ずるい!ずるいなぁ!鳥肌実さんが出ると、こちらも見る目が他の作品とは変わってしまうじゃん。でも、単なるコメディに終わらせず、ハートフルドラマになっていて、ラストはちょっとした感動させ覚えてしまう。そこらへんで上映されている商業作品よりも観ごたえはある。しばらくしたら長編をつくりそう・・・。


    ●奴との遭遇/監督:澤田裕太郎さん
    地球を滅ぼすためにやってきた怪獣。しかし、怪獣が到着したときには、すでに地球は滅びていた…。独特のキャラクターのセリフに思わず吹き出す、人形アニメーション作品。

    「ずらし」「すかし」の間により作りだされる世界観は、10作のうち群を抜いていた。ラストのエンドロールまで「笑い」の手を抜かない。ムックもどきの怪獣と、奴とよばれる超合金の怪物。監督自ら、怪獣のすっとぼけた声を演じているが、この使い分けも絶妙だった。ひとつ残念なのは、声がこもって途中セリフが聞き取れなかったこと。


    ●LA SOURIS QUI EST AMOUREUSE/監督:ひだかしんさくさん
    チーズに恋をしてしまったネズミくん。大好物にもかかわらず、彼女を食べることなんてできやしない!そこに、落ちこぼれの牛さんが現れて…。英語のセリフのアニメ作品(日本語字幕つき)(ホームページより)

    監督が1年かけてひとりで作ったらしいが、驚きの完成度。英語のセリフが、より洗練された映像を高めている。フランスの自転車アニメ「ベルヴィル・ランデブー」を思い出した。
    | 映画(ショート) | 14:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
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