ビジネス本[ 上司力100本ノック ] | アロハ坊主の日がな一日

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ビジネス本[ 上司力100本ノック ]
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    ビジネス書[ 上司力100本ノック ]著・前川孝雄
    昔、お世話になった先輩が本を上梓されたということで、読んでみた。

    会社をやめてかなりの年月がたち、組織運営や人材育成という言葉は久しく目にしていなかったので、最初読んでいて目まいがした。でもそうした世界から離れていた分だけ、昔とは違う見方ができたのが新鮮に思えた。
    R25風のイラストといい、二者択一問題の構成といい、
    気軽に読めるビジネス書といった感じで、
    時間のないビジネスマンにも手にとりやすそうである。

    問いに対するアンサーページでは、著者・前川孝雄氏の丁寧な解説もさることながら、説得力のある実体験エピソードがいい。

    でも、いざこの指南書通りに実践してみると、それはそれで大変なようにも思える。思った以上に実践する際のハードルは高そうな印象だ。

    人材活性化コンサルタントとして活躍している著者である。アンサー(アドバイス)は、すべてコミュニケーションが元となっている。普通に考えていると、読者のコアターゲットは「部下とうまくつきあえていない」リーダーまたは上司だろう。その原因は、たぶん上司の部下へのコミュニケーション不足にあると思われる。たとえば、今まで部下(またはメンバー)が納得できるような説明や話し合いを省き、精神論や慣習などよくわからない理由で、マネジメントや教育をしてきた結果にできたミゾを、彼(または彼女)は、これから積極的に話し合う姿勢をとっていくことで埋めていかねばならぬのだ。

    誤解をおそれずにいえば、取り組む姿勢を180度方向転回しなきゃならないだろう。最初はうまくいかないかもしれないが、それを根気強くやり続ける。
    それぐらいの覚悟が必要だってことなのだ。本は飛ばし読みできても、部下を(一人前に)育てるのに近道なんてないでしょうから。

    読んでちょっと驚いたのが、100本ノックの中に、部下との「飲み会編」というのがある。これって「飲み会」においてさえ、上司としての心構えが必要なのだということか。最近の上司は、ホント大変だわ。

    本書は、個人的には今部下を持つ「中間管理職」よりも、社会人1年目〜3年目あたりのビジネスマンやビジネスウーマンにおススメですね。
    先輩や上司の仕事を理解してこそ、できるビジネスマンになれる
    と話もあるので、その入門書としていいんじゃないでしょうか。
    また実際自分の上司に対して、設問と同じことを聞いて、上司の「上司力」をチェックしてみるのもいいかも。意外と新たなアンサー(アドバイス)がもらえるかもね。

    しかし、こんな不況じゃあ、企業は人件費をとことん切り詰め、
    目の前の利益や売上を追いかけるので、精一杯ってとこでしょ。
    そんな余裕のない切羽詰まった状況で、本当に現場はちゃんと部下を育てられるのか。でも、そんな環境下でも「人材教育」を意識して現場に取り組んでいる企業が、これから生き残っていくのだと思う。いや、そう思いたい。
    | | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
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