映画[ ラスト・ブラッド ] | アロハ坊主の日がな一日

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映画[ ラスト・ブラッド ]
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    映画[ ラスト・ブラッド ]を新宿トーアで鑑賞。

    強さ、切なさ、美しさを兼ね備えたアクションヒロインに、最近個人的に注目している。このジャンルは意外な女優がチャレンジすることも多く、そんな彼女たちの今までみたことがない一面を垣間見れるが楽しみなのだ。

    本作も、そんなアクションヒロインものの1つ。ハリウッド作品であるが、原作は日本が誇るアニメーション制作会社、プロダクション I.Gが2000年に手がけた[ BLOOD THE LAST VAMPIRE ]。

    [ 猟奇的な彼女 ][ 僕の彼女を紹介します ]など、アジア各国で爆発的なヒットを記録し、韓国でも一躍トップスターとなったチョン・ジヒョン、初のアクションものとしても注目された。敵の悪役・オニゲンには、レモンをちょいしぼのバーテンダーでもある小雪が妖艶さをまといちょっとだけ存在感をアピールしていた。
    400年前の戦乱の時代。大量に流された人の血によって、その数を増やした、オニと呼ばれる種族。そして、いま最も邪悪なオニゲン(小雪)は、ついに人類を滅亡させるために、最後の戦いを仕掛ける。そこに立ちはだかるのは、セーラー服に身を包み、孤独とともに生きる16歳の少女サヤ(チョン・ジヒョン)。運命のいたずらか、神の無慈悲か、人類の未来を背負わされることになったサヤは、黒筒に忍ばせている日本刀をバンパイア相手にきらめかせながら、戦い続ける。

    サヤの設定は、人間とオニとのハーフ。血を欲しがるあたりはオニと言うより吸血鬼。原作もサヤがそれらしき存在であることは、触れてはいたが・・・、それほどあからさまではない。ウェズリー・スナイプス主演の[ ブレイド ]と、そう変わりないキャラ。

    だがサイレントな佇まいのチョン・ジヒョンは、意外とかっこいい。
    カメラワークで刀さばきのディテールなどはごまかしているものの、
    ワイヤーアクションはなかなかのもの。中でも電車でのバトル、戸越銀座を舞台にしたオニたちや秘密組織の一員たちとの雨の中での闘いは見ごたえあり。

    ちなみに電車の中でサヤがオニを退治するシーンは、オリジナルのカット割りとほぼ同じ。オリジナルのアクション部分のカットは、ほぼ活かされているといってもいいのではと思う。

    原作と大きく異なるのは、本作では主人公サヤの内面がクローズアップされているところだろう。序盤の強さが光るサヤから、後半は自分の弱さを克服しようとするサヤへ変化していく。だから、アクションも後半は湿っぽくクールダウンしていくのが残念だ。さらに個人的には、もうちょっとエロチックさがほしいところ。アクションヒロインには、ちょいエロさが必須なのだ。

    それと、キーパーソンであるアリス(アリソン・ミラー)の造形がやや凡庸すぎたのもいただけない。重要な役どころだっただけに、もう少し立体的な人物として描いたほうが、より面白くなっただろうに。

    本作ではサヤを支えた忠実な家臣・カトウ役として、倉田保昭が登場する。
    ヤッホー!懐かしい。知らない人もいるだろうが、彼は一時期の日本の花形アクションスター。覚えているのは、TVドラマ[ Gメン75 ]で毎年行われる香港カラテロケシリーズ。あの当時、少年たちは他の回は観なくても、あの香港ロケの回は欠かさず観ていた。あのアクションは、まだまだ衰えていなかった。

    小雪は出演はしていたが、彼女でなくてもよかったような。
    日本人として、痛まれない思いで観ていた。
    | 映画レビュー | 23:53 | comments(0) | trackbacks(2) |
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    | 海腹川背 DS | 2009/08/14 7:14 AM |
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    | trivialities | 2009/08/11 10:09 AM |