映画[ 鴨川ホルモー ]京都の街を、小オニが闊歩する | アロハ坊主の日がな一日

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映画[ 鴨川ホルモー ]京都の街を、小オニが闊歩する
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    映画[ 鴨川ホルモー ]を新宿ピカデリーで鑑賞。

    万城目学・原作の荒唐無稽の爆笑ワールド。今回の舞台は奈良ではなく京都、出会うは鹿ではなくオニである。

    監督は、[ ゲゲゲの鬼太郎 ]シリーズを手がけた本木克英。脚本は経塚丸雄。はじめて聞く名前だが、竹中直人監督の[ 連弾・デュオ ]でデビューをはたした脚本家さんだ。
    加茂川ホルモン
    安倍が「青竜会」というに入部するに至った過程や、禁断の「17条ホルモー」への展開など。最後の京都じゅうをかけめぐっての激闘をのぞくと、
    ほぼ小説とストーリーラインは一緒だったので新鮮さや驚きは少なかった。

    [ 鹿男あをによし ]でもそうだが、荒唐無稽な世界ゆえに、それを説明する過程に多くの時間が割かれ、序盤から中盤にかけて、少々退屈に感じる。(これはたんに原作を読んでいたせいかもしれないが・・・)それでも原作の世界観はまったく失われず、「馬鹿馬鹿しい面白さ」とでもいうべきワールドセンスが作品全体にいき渡っていた。

    それを支えていた一つは、間違いなく“イカ京”という略語まである主人公たち京大生の魅力的なキャラクターだっただろう。罰として髪型をちょんまげにまでしてしまった帰国子女・高村(濱田岳)、見た目はダサいけど、憎めないキャラの大木凡人似の髪型をした楠木(栗山千明)。温厚だが、とろえどころがない先輩・菅原真(荒川良々)などなど。

    そのなかでも、ダントツで山田孝之が演じたモテナイ京大生・安倍明がキモクて、面白い。少し前に[ クローズZERO供 呂龍楝多摩雄がかっこよかったので、このギャップがファンじゃなくてもくすぐられる。

    そのキモさを覆すキメとなる見せ場(試合中は相手に触れてはいけないというルールを犯しても、安倍は恋敵・芦屋満(石田卓也)を助ける。)が、意外とさらっと描かれているのは最初は腑に落ちなかったが・・・、この後の展開をみて納得した。
    川を渡ろうとする楠木に安倍が手を差し伸べるシーンがそれだ。今までの気持ち悪さが抜け、素直で純な2人がいる。お互い輝いて見える、なかなか憎い演出だった。

    本当は、安倍のオニや凡ちゃんの楠のオニという可愛いCGキャラが一番注目集まるのだろうが、[ ゲゲゲの鬼太郎 ]の本木監督なのでそこらへんは抜かりなく作るのはわかっていたので、ここではリャクショー。

    この映画は事前情報なしで観たほうが、きっと楽しめる。
    ぜひ好きな人と一緒にどうぞ。
    | 映画(日本) | 00:09 | comments(4) | trackbacks(1) |
    コメント
    さわ嬢へ
    どーも、おひさですね。

    まさか今頃になって「からぽぴ」なんて
    前時代的な言葉を聞くなんて夢にも思いませんでした(笑)。元気にしてますかー。

    毎日は更新してませんが、1週間に1,2回は映画の感想をあげているので、よかったら見にきてください。
    またOB会などでみんな集まれるといいですね。
    ではまたね。
    | アロハ坊主 | 2009/06/01 12:41 AM |
    めちゃめちゃお久しぶりです。といってもアロハさんは憶えておられるか…。「か○ぽぴ」におりました、○ソヤ(奈良県出身)です。

    たまたまふと思い出してブログを拝見したところ、面白そうな映画評がたくさんあり、しかも「イカ京」!!!ありましたねぇ、そういう言葉…。うれし懐かし気分で突然ながらコメントしたためました。

    最近DVD観るネタに困っていたので今後活用させていただきます!なお山田孝之はこないだ「BOSS(フジで放送中のドラマ)」に犯人役で出てて、ワイルドな感じにびっくりしました。それではまた。
    | さわ | 2009/05/31 5:24 PM |
    yama-aさんへ

    わんばんこ!
    いつものネームと若干違っていたので
    「はて、誰かな?」と思いました。

    なるほど。
    先ほどレビューを拝見して、
    創り出す世界観は離れていないが、
    お互い感じることが違う―――。
    ってな、ことでしょうか。

    面白いですねぇ〜。
    小説のほうが「もうちょっと起伏に富んで広がりがあったよね。」というのは、うなずけます。


    | アロハ坊主 | 2009/05/21 11:57 PM |
    こんばんは。

    アロハさん曰く、

    > この映画は事前情報なしで観たほうが、きっと楽しめる。

    僕が書いたのと正反対の記述↑を見つけて、なんかコメントしたくなりました。

    僕は自分のブログにこう書いてます。

    > この映画は原作を読んでから行った方が間違いなく楽しいのではないかと僕は思う。

    いや、どっちが正しいとかやなしに、面白いよね、こういう感じ方の違いって。――正反対のことを書いていながら実は微妙な違いであるような気もするし・・・。
    | yama-a | 2009/05/21 11:15 PM |
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    「鴨川ホルモー」 夏だ!京都に行こう!
    日に日に暑くなってきますね〜(。・ω・。)ノ 梅雨があければ本格的な夏の到来ですが、 東京って、夏の始まりの風物詩的なものって何がある...
    | 妄想女子力向上委員会〜映画で女子力がどこまで磨かれるのか検証するブログ〜 | 2009/07/09 3:05 PM |