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ふとん
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    今年は、観るより読む!
    題材は、日本の名作。
    ということでまず手にしたのが、田山花袋氏の『蒲団』です。
    子どもの頃は、実は名作をほとんど読んだことがない。
    読んだ経験があっても、途中で放棄してしまっていた。
    そんな中で唯一最後まで読了したのが、この『蒲団』だった。
    明治男の、未練がましいしみったれた愛の告白。
    最後に綴られている、「・・・時雄はその蒲団を敷き、夜着をかけ、冷めたい汚れたびろうどの襟に顔を埋めて泣いた。」がいい。

    高校生の頃に読んで、文学としてのよさは皆目わからなかったが、
    赤裸々に語る情けないほどにナイーヴな大人の男の姿には驚き、一方で安心した。

    文中にある「彼は性として惑溺することが出来ぬ或る一種の力を持っている。世間からは正しい人、信頼するに足る人と信じられている」というのは、作者・田山花袋自身のことだろう。写真からも想像できる、決して我を押し通せない温厚さ(人間性)。さぞや作家としては葛藤や苦悩の連続だったことでしょう。

    こんなふうに、たまに感想を書いていきます。
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