2008.11.19 Wednesday 23:19
映画[ デトロイト・メタル・シティ ]そんなんじゃ濡れねんだよ!という女王
映画[ デトロイト・メタル・シティ ]を新宿ジョイシネマで鑑賞。
「このマンガがすごい!」2007年おとこ版で堂々1位に輝いたこともある若杉公徳原作の、痛快デスメタルギャグコミック。悪魔系とおしゃれ渋谷系を演じた松山ケンイチを頭に、パンツを見せながらも嬉々として立ちまわった松雪泰子の女王様ぶりや、高橋一生の半パンおしゃれ少年と、役者たちのなりきりキャラクターが非常に見どころである。
「このマンガがすごい!」2007年おとこ版で堂々1位に輝いたこともある若杉公徳原作の、痛快デスメタルギャグコミック。悪魔系とおしゃれ渋谷系を演じた松山ケンイチを頭に、パンツを見せながらも嬉々として立ちまわった松雪泰子の女王様ぶりや、高橋一生の半パンおしゃれ少年と、役者たちのなりきりキャラクターが非常に見どころである。
そんな中でも、息子のことを誰よりも信頼して、田舎で応援している根岸崇一の優しいお母ちゃんを演じた宮崎美子が、いいねえ。何も聞かず、何も求めず、無条件で、息子のあるがままを受け入れる。そして聞かずとも、クラウザーは誰なのかもわかっている。でもひとつわからないのが、母の胸にプリントされていた「D.STORY CLUB 86(もしくは68)」って文字・・・。あの意味は何?知っていたら、誰か教えて!
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おしゃれな渋谷系ポップミュージシャンに憧れ、大学進学を機に田舎から上京した心優しき青年・根岸崇一。「NO MUSIC NO DREAM」を胸に、デスレコーズの新人ミュージシャン募集に応募するが、本人の意志を無視して悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)のギターボーカル「ヨハネ・クラウザー・II世」として売り出され、あろうことかカリスマ的人気を博してしまう。(gooより)
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決してギャク一辺倒にならず、各キャラクターが原作に忠実に演じきり、オーバーな演技だが、いうほどにはみ出さない。俳優冥利につきる作品。クラウザーと素顔の根岸くんとの間でつねに葛藤し、生まれる悲喜劇が、ギャクテイストを抑えた分、逆に際立ち面白くなっている。
素顔の自分と、人々に求められる吾輩は、おしゃれ渋谷系と悪魔系デスメタルという、音楽だけでなく、加藤ローサ演じる根岸くんの憧れ、相川由利と、デスメタルの女王、松雪演じる社長という女性同士の対立でもあらわれている。おしゃれ系音楽を愛する根岸くんが好きな相川、クラウザーの才能を溺愛する社長。この二人の間で苦悩する息子は、まるで菩薩のように偉大なる愛で受け入れてくれる母のおかげで立ち直るきっかけをみつける。やはり男の性(さが)でしょうか。しょせんは男なんて、女性の手のひらの上で、転がされて生きているわけですよ。
才能という大きな力を持ったがゆえに、自分の幸せを捨てて、立ち上がらねばならない。というこの構図は、まさに「昨今のヒーローもの」で描かれているビルドゥングスロマン。一歩間違えばちっぽけなコメディ映画になってもおかしくなかっただけに、脚本家大森美香の構成力と李闘士男監督の演出力の勝利といったところだろうか。個人的には、ひじょうに見ごたえがあった作品だと思う。僕は買いですね。
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おしゃれな渋谷系ポップミュージシャンに憧れ、大学進学を機に田舎から上京した心優しき青年・根岸崇一。「NO MUSIC NO DREAM」を胸に、デスレコーズの新人ミュージシャン募集に応募するが、本人の意志を無視して悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)のギターボーカル「ヨハネ・クラウザー・II世」として売り出され、あろうことかカリスマ的人気を博してしまう。(gooより)
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決してギャク一辺倒にならず、各キャラクターが原作に忠実に演じきり、オーバーな演技だが、いうほどにはみ出さない。俳優冥利につきる作品。クラウザーと素顔の根岸くんとの間でつねに葛藤し、生まれる悲喜劇が、ギャクテイストを抑えた分、逆に際立ち面白くなっている。
素顔の自分と、人々に求められる吾輩は、おしゃれ渋谷系と悪魔系デスメタルという、音楽だけでなく、加藤ローサ演じる根岸くんの憧れ、相川由利と、デスメタルの女王、松雪演じる社長という女性同士の対立でもあらわれている。おしゃれ系音楽を愛する根岸くんが好きな相川、クラウザーの才能を溺愛する社長。この二人の間で苦悩する息子は、まるで菩薩のように偉大なる愛で受け入れてくれる母のおかげで立ち直るきっかけをみつける。やはり男の性(さが)でしょうか。しょせんは男なんて、女性の手のひらの上で、転がされて生きているわけですよ。
才能という大きな力を持ったがゆえに、自分の幸せを捨てて、立ち上がらねばならない。というこの構図は、まさに「昨今のヒーローもの」で描かれているビルドゥングスロマン。一歩間違えばちっぽけなコメディ映画になってもおかしくなかっただけに、脚本家大森美香の構成力と李闘士男監督の演出力の勝利といったところだろうか。個人的には、ひじょうに見ごたえがあった作品だと思う。僕は買いですね。
