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名作マンガの間取り
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    ●名作マンガの間取り/著者・影山明仁

    著名なマンガやアニメで舞台となった間取りを、プロの設計士が描く。マンガ・映画好きには、たまらない一冊。オイラもこんな本が出てくるのを、楽しみにしていた。
    ブログ 名作マンガの間取り
    現役の設計士でもある著者が、マンガの間取りを手がけたのは、20年前に担当した施主さんが年齢は異なるものの家族構成が「サザエさん」の磯野家とフグ田家と同じことがきっかけだったとか。

    施主の奥さんが、打ち合わせの時に「サザエさん一家みたいなもんだから、その家をそのまま建てちゃいましょうか?」といったのを聞いて、次のプレゼンに洒落で磯野邸の間取りを提案したのだ。それから著者はマンガの家に興味がわき、気になった間取りを次々と描き始めることに。

    本書には、ドラえもん、サザエさん、天才バカボンなどのメジャー品から釣りキチ三平、よろしくメカドック、あぶさんなどのマイナー作品まで、その数全50物件が紹介されている。中には、太陽ほえろの七曲署捜査一係や注文の多い料理店の山猫軒などドラマや小説の舞台となった間取りまである。

    ほとんどの間取りは、ある程度美術設定がされているものの、場が盛り上がるためにだとか、登場人物のキャラクターを効果的に見せるためだとか、いろんな要素があわさり、ディテールがぐたぐだ。例えば、外観と間取りが一致しなかったり、マンガのシーンをもとに描いていくと「あれトイレがない?」ってことも。

    でも一方では、「ちびまる子ちゃん」のさくら家のように台所や居間が玄関近くにあり、家に帰ってきたら必ず誰かと顔をあわせてあいさつできる間取りになっていたり、プライベートとパブリック(仕事場)がしっかり分離した理想の職住一体型の暮らしが実現できる「ブラックジャック」邸があったりと、生活動線や暮らしを考えたプランも存在する。

    間取りも、人間と同じようなもので、完璧なものよりも欠陥があるほうが、ちょっと魅力的に見えたりして・・・。いろんな間取りがあるものの、どれをみてもそこには主人公たちのキャラがしっかりと反映されている。

    個人的に一番面白かったのは、映画「家族ゲーム」のリビングでした。だってほんとうにダイニングテーブルが横一列になっているんだもの。各間取りに添えられている著者のコメントが、より一層間取りを引き立てているので、手にとった時はぜひ一読を。
    | | 00:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
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