映画[ ネガティブハッピーチェーンソーエッヂ ]鬱屈した青春を後ろ向きに駆け抜ける | アロハ坊主の日がな一日

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映画[ ネガティブハッピーチェーンソーエッヂ ]鬱屈した青春を後ろ向きに駆け抜ける
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    映画[ ネガティブハッピーチェーンソーエッヂ ]を新宿ジョイシネマで鑑賞。

    滝本竜彦原作の映画化。第5回角川学園小説大賞特別賞を受賞したらしい。
    こんなはじけたタイトルなら、本屋で一度くらい目にしていてもおかしくないのだが、全くのノーマーク。
    negative happy chain saw edge
    本作は、予告がとにかくかっちょよかった。
    あのテキサスの殺人鬼を彷彿とさせる正体のわからぬ巨体のチェンソー男と、そやつと闘う美少女戦士。プールが飛びあがるシーンや、月夜のそらから舞い降りるシーンなどの特撮CGが、とにかくハンパない。CGは、[ デスノート ]も手がけた土井淳氏。本作でのCGカットは[ デスノート ]の前後編を合わせたカット数をはるかに超える260〜270は使われたらしい。

    アクションが本作の見どころであることは、冒頭にもっときた江戸村での決闘シーンからもうかがわれる。ただ中心にあるのは、どうもヒューマンドラマのようだ。悩みを抱える美少女戦士絵理(関めぐみ)や、つねに焦燥感と、漠然とした不安を抱えている主人公・山本陽介(市原隼人)などの心情が、詳細にリアルに表現されている。先日観た[ リアル鬼ごっこ ]の造形の薄っぺらさとは、大きく異なる。

    しかし、このアクションとヒューマンドラマの両立が、うまく機能していたのかというと・・・・、ちょっと「?」である。いまいちな男・陽介が好きな彼女のためにカッコよく死ぬという「エンディング」の打ち上げ花火を、豪華に演出するために、その過程が、ひじょーに単調な展開となっている。なんの変化もない同じようなことが繰り返される日常を描きたかったのだろうが・・・、とても退屈だった。

    それに加えて、「どこからあのチェンソー男がやってくるのか」「美少女戦士・絵理(関めぐみ)は何者か」「チェンソーと絵理との関係」などなど・・・の、謎も直感的にわかってしまうあたりが面白さを半減している。

    水しぶきやけむり、水などこだわったCGとワイヤーを使った活劇などがよかっただけに、悔やまれる。本作が初長編作品の北村拓司監督。次回はきっともっと面白いものを創ってくれるだろう。いまいちな所があるが、そんな予感を感じさせてくれる一作でした。
    | 映画(日本) | 13:08 | comments(0) | trackbacks(2) |
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