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[ ダウト ]フィルム・ノワール調の大どんでん返しムービー
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    [ ダウト ]を新宿で鑑賞。

    サプライズエンディングなミステリーサスペンスを
    最近では、“どんでん返し系”ムービーと呼んでいる。
    本作もその“どんでん返し系”の一作。

    パンフレットで書かれていた“本作は[ 羅生門 ](50)と[ ユージュアル・サスペクツ ](95)に人種問題を絡めた異色の秀作ミステリー”という言葉が、この作品を一番うまく評している。
    面白い面白くないは別にして・・・。
    dout だうと 第24回コニャック映画祭正式上映作品
    地方検事で元警官のフォード・コール(レイ・リオッタ)は恋人で地方検事補のノラ・テイマー(ジョリーン・ブレイロック)がレイプ事件に遭遇し犯人の男を射殺してしまったと一報を受ける。ノラは正当防衛を主張しフォードに助けを求めるが、確固たる証拠がない限り、正当防衛に結びつけるのは難しい。恋人の事件でもあり、フォードは夜明けまではオレに任せてくれと警察局長に申し入れるが、「真実を知っている」というルーサー・ピンクスが警察署に現れたことで、何の変哲もないレイプ事件と思われていた事態は一変する。そして地元の犯罪組織オーメンと「裏社会の経営責任者」とも言われながら、誰も顔を知らないダニー・ルーデンが手を組む話が事件の背後で見え隠れする。(パンフレットより)

    主人公のレイ・リオッタ([ ハンニバル ](01)でレクターに脳みそ食われちゃった)に、「事実を知っている」といって現れた被害者の友人ルーサー役のLLクールJなど、メンツが、ひとくせもふたくせもあるような曲者ぞろい。一番あやしいのは、やはり「レイプ犯を殺した」と自首したノラ役のジョリーン・ブレイロック。

    本作を、閉塞感のある陰影を漂わせた照明、登場人物相互間での裏切、善悪の区別がないなど一種のフィルム・ノワール映画だと観れば、あきらかにノラはファム・ファタールだろう。主人公のフォードは、彼女の存在に最後まで振り回され続ける。

    僕たちの固定概念をひっくり返す要素を取り入れ、「あっ」といわせるサプライズエンディングでしめるのだが、これがどうにも「あっ」と思えないのはなぜだろうか。
    それは、明らかに製作側が最初に提示した「ノラは本当にレイプ犯を殺したのか」という問いに、ラストでそれに答えていないからなのだ。「あなたのオウチに泊まりたい」といったのに、本懐を遂げずに一夜が明けたような。そう考えると、面白くなかったでは済まされず、なんだか馬鹿にされたようで鑑賞後、胸のうちから怒りがメラメラとこみ上げてきた。

    [ ダウト ]を手がけた(脚本・監督)のはウェイン・ビーチ。ウェズリー・スナイプスのフィルモグラフィーの中でも一ひねりあるプロットに定評のある脚本で知られているが、本作にいたってはちといただけない。こんな時は、他の“どんでん返し系”ムービーを観て、騙される心地よさを思い存分味わおう。
    最近の映画なら、[ アイデンティティー ] (03)と[ 閉ざされた森 ](03)をぜひオススメする。二度見したくなるほど、意外な結末が待ってますから。

    ■映画[ ダウト ]の公式サイト
    | 映画レビュー | 00:33 | comments(4) | trackbacks(6) |
    コメント
    ぷくちゃんさんへ

    コメント&TBありがとうございます。
    宣伝文句につられて、観に行きましたが
    もやもやした気持ちだけが残る映画ですね。

    同じような思いの人がいて、安心しました。
    | アロハ坊主 | 2007/08/07 9:14 PM |
    はじめまして。私も何だかいいのかどうか、良くわからなかった作品です。すっきりしませんでした。TBさせていただきます。、

    >[ アイデンティティー ] (03)と[ 閉ざされた森 ](03)をぜひオススメする。二度見したくなるほど、意外な結末が待ってますから。

    同感です。
    | ぷくちゃん | 2007/08/06 8:35 AM |
    masalaさんへ
    コメントありがとうございます。

    そうなんですよね。
    難解さを出すために、ストーリーを複雑にするというのが最近多いですよね。本作もそんな感じです。面白くなりそうだったのに、もったいない。
    | アロハ坊主 | 2007/04/30 11:40 PM |
    こんにちは、TBありがとうございます。
    「ダウト」は、ラストのドンデン返しがいくつもいくつも盛り込みすぎです。
    やはり、ドンデン返しは一発でドカンと来たほうがインパクトが大きいように感じます。
    「ダウト」みたいに、小出しにあれもこれもみたいなのは観客も付いてゆけないと思います。
    | masala | 2007/04/29 11:52 PM |
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