CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< June 2020 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
<< [ LOFT ロフト ]永遠とはあの世のこと | main | [  9/10 ジュウブンノキュウ ]夢なのか、嘘なのか >>
[ ミラクルバナナ ]そんなバナナ!な奇跡が起きる
0
    [ ミラクルバナナ ]@六本木で鑑賞

    監督が絵本「ミラクルバナナ」を読んでインスパイアされて、
    関係者に取材し、監督自身がオリジナルストーリーを手が
    けてできあがった作品。地味ながらも、俳優の魅力が見事
    に表されている。観終わった後、爽快な気持ちになれる。
    僕はそそっかしい女性は、どうも苦手である。なぜなら、
    僕自身がそそかっしいので、観ていてハラハラしてしま
    うのだ。そんな女性でも失敗にもめげすに「なんとかなる
    でしょ!」という楽観的な気持ちで、何事もトライする人
    なら、大いに興味を惹かれてしまう。

    本来、こんな役どころは小山田サユリ嬢が一番似合うと思
    っていた。[ 心中エレジー ]では影のある女性を、[ 好
    きだ、 ]では、大切な人を亡くして魂を失った姉を演じて
    いた彼女。合っていないわけではないが、彼女の持ってい
    る天真爛漫さが出ずにもったいないと常々思っていた。

    本作[ ミラクルバナナ ]は、小山田サユリ嬢の明るさ、
    健気さそして20代の女性のちょっぴりの弱さが表れた作品
    に仕上がっている。作品のタイトル同様に、可愛らしさが
    120%描かれている。チェックのシャツ、水色のポロシ
    ャツ、PUMAのロングTシャツなどなど、サユリ嬢のおしゃ
    るなファッションも必見。

    本作[ ミラクルバナナ ]は、ひとりの女性がハイチの子ど
    もたちのためにバナナの木から紙を作るのを見つけるまで
    のストーリー。小山田サユリが演じた三島幸子。彼女はハ
    イチ共和国に大使館の派遣員として赴任する。面接の際に、
    彼女は「ハイチ」を「タヒチ」と聞き間違えて、赴任の承諾を
    するのだが、バナナからの紙作りができるまでは一時万事
    この調子で事は進んでいく。

    バナナの木から紙ができるのを知ったのは、幸子の弟が韓
    流ドラマを間違ってダビングした番組のおかげだし、紙の
    研究をしている森山教授(小日向文世)をハイチへ呼び寄せ
    ようとしたら、大学院生の中田(山本耕史)が手違いでやっ
    てくる。でも最後には、彼の熱意で紙作りの職人をハイチ
    で招聘できる。一時はどうなることやらと思わせながら、
    少し回り道をしながらも実現へと近づいていく。まさに
    「ミラクル」の連続である。

    脚本・監督の錦織良成本人が書店でバナナの紙でできた絵
    本を見つけたことから、この映画はスタートしたというだ
    けあって、監督の映画に対する思いがハンパない。ハリウ
    ッドとかと比べると、見劣りはしてしまうが、ハイチ共和
    国の風景や情勢、そこで暮らす人たちを、前半時間をかけ
    てすごく丁寧に描いていく。貧困に悩まされ、治安が不安
    定という環境の中でも「生きる」ことには貪欲な彼らを、幸
    子の目線を通して伝えていく。本題であるバナナの話しは、
    全く出てこない。もちろん幸子(日本人)の要所要所で出て
    くる無頓着さも、ゆる〜い空気として映画全体の雰囲気に
    もなっていて、気持ちいい。

    小山田サユリ嬢と同じように、存在感があったのはベテラ
    ン緒方拳だ。ハイチの人々にバナナによる紙作りを教える
    和紙職人として、登場する。1時間45分の映画で、ラスト
    20分ぐらいしか出ていないが、一瞬にして空気を変える。
    今まで紙作りを成功させようと頑張ってきた幸子と中田だ
    けだと、勢いこそあったものの若さと性格さゆえにゆるさ
    と危うさが漂っていた。
    緒方がハイチで紙作りの作業に入るまえに、一瞬青々とし
    た空を見上げるのだが、そういう1つ1つの動作から、緊
    張感が伝わってくる。それに必ず成功するという安定感も
    感じられる。やっぱ違う。

    すごーく地味だが、俳優の良さが出た見事に作品のテーマ
    に合致したいい映画。老若男女問わず、誰もが見れるおす
    すめしたい小品だ。
    | - | 09:04 | comments(3) | trackbacks(12) |
    コメント
    こんにちは。
    私も小山田さんは役にぴったりだと思いました。
    かわいいですよね♪
    TBさせていただきますね〜
    | izura | 2006/12/12 11:10 AM |
    halさんへ
    コメントありがとうございます。

    期待していなかった分、これはヒットです。
    いいですね。ラストでのみんなのダンスなんて
    それまでの緊張感が一気にゆるんで、
    最高じゃないですか。

    よき映画でした。
    | アロハ坊主 | 2006/10/24 6:00 PM |
    TBありがとうございました。
    とっても良い映画でしたね。映画の背景にはハイチの深刻な貧困の問題がありまずが、新しい産業を起こす事で希望を見いだすという点大切な事だと思いました。
    緒方拳の米を炊くシーンがなぜか印象に残りました。
    | hal | 2006/10/24 8:28 AM |
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    トラックバック機能は終了しました。
    トラックバック
    puma ジャージ スニーカー golf シューズ
    pumaはジャージもスニーカーもいいですね。pumaはgolfもいけるし pumaの情報を集めて充実させていきます。
    | 靴 通販 激安 | 2006/12/23 10:13 AM |
    「ミラクルバナナ」 (日、2005年)
     【ミラクルバナナ公式サイト】 (C) 2005 ミラクルバナナ製作委員会 予告編で気に入って、見に行ってきました〜。 主演の小山田サユリさんは、 彼女のクリニカやイオンのCMがかわいくて注目していた女優さん。 監督は錦織良成監督、出演は小山田サユリ、山
    | 無節操ニンゲンのきまま生活 | 2006/12/12 11:01 AM |
    【劇場鑑賞133】ミラクルバナナ(MIRACLE BANANA)
    タヒチとハイチをまちがえた。 行ってみたら とんでもない国だった。 だけど、何とかなるもんです。 あきらめないことって、気持ちいい! たくさん実れ!!バナナの紙
    | ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! | 2006/12/05 12:17 AM |
    ミラクルバナナ(*^_^*)たくさん実れ!!バナナの紙
    バナナの木から紙が出来る 皆さん、ご存知ですか?バナナの木から紙が出来ること・・・・。 タヒチとハイチを間違えた三島幸子(小山田サユリ)、24歳は大使館の派遣員として、カリブ海に浮かぶハイチ共和国へ・・・・。この国は西半球の最貧国といわれている。政治
    | 銅版画制作の日々 | 2006/12/02 10:34 AM |
    ミラクルバナナ
    こんばんは〜。 今日は 昨日見てきた試写会 のハナシをさっそくしちゃおう!(≧∇≦)b 試写会の場所は東銀座。歌舞伎座の目の前のオフィス(?)ビル。。。。 おぉ〜っとソノ前にぃ、歌舞伎座に来たら まず外せない のが 文明堂 でのお茶Time♪ o(
    | ◆ 超独断的番付☆映画・DVD・ドラマを勝手にランキング!! ◆ | 2006/11/03 11:38 PM |
    ミラクルバナナ☆独り言
    思わず『マジカル・バナナ』1枚なんて^^;;;チケット売り場で言っちゃいました。まだ、愛知・岐阜でしか公開されてない『ミラクルバナナ』たっまたま・・・舞台挨拶なんてあったりして(笑)たっまたま・・・時間が合ったりしてそしてたっまたま・・・会場で友人とばった
    | 黒猫のうたた寝 | 2006/10/31 8:57 PM |
    映画:ミラクルバナナ 試写会
    ミラクルバナナ 試写会@シネマート銀座試写室 「ハイチ、『渡航の延期をおすすめします。』・・・」 タヒチをハイチと間違った大らかな幸子サン、電気もしょっちゅう止まり、水道もない地域もある。文字が書けない大人も少なくなく風邪で命を落とす子供もいる。
    | 駒吉の日記 | 2006/10/31 3:33 PM |
    バナナの紙
    昨日は試写会のため九段下へ。 観たのは、「ミラクルバナナ」。 タイトルだけみるとコメディのような印象を受けますが、 実はまじめなお話です。 ハイチを舞台にした、小さな奇跡の物語。 子供たちがノートを買うこともできないほど貧しい国ハイチ。 貧困
    | 藻、たくさんの日々。 | 2006/10/31 1:59 PM |
    映画 「ミラクルバナナ 」
    映画 「ミラクルバナナ 」 を観ました。 とても清々しい映画でした。 大使館の派遣員としてハイチ共和国に赴任した幸子という女性が あるきっかけでバナナの木から紙が出来ることを知り、そのプロジェクトに 奔走する姿を描いた作品です。 ハイチと
    | ようこそMr.G | 2006/10/31 1:05 AM |
    【映画】ミラクルバナナ
    環境にやさしい映画である。この「ミラクルバナナ 」は大使館の派遣員として西半球の最貧国といわれるハイチ共和国 に赴任した女性が、捨てられているバナナの木を原料に紙を作ることを提案し、こ
    | 芸術に恋して★Blog★ | 2006/10/24 8:23 AM |
    『ミラクルバナナ』
     公式サイト 映画 『 ミラクルバナナ 』 [マスコミ試写会鑑賞] 2006年:日本 【2006年9月16日公開】[上映劇場 ] 監督・脚本:錦織良成 プロデューサー:鈴木大介 日向武夫 製作総指揮:大富國正 藤井晃 キャスティング:佐藤唯史
    | やっぱり邦画好き… | 2006/10/23 12:02 PM |
    ミラクルバナナ:タヒチとハイチを間違えちゃった シネマート六本木
    心中エレジーで気になった小山田サユリ。今回は主演ということで、普通の映画だったらどんな演技をするのか見て来ました。 「地上の楽園タヒチか、いいなあ。」大使館派遣員に就職が決まった三島幸子(小山田サユリ)は、こんなことを言いながら赴任希望地の面接に
    | 気ままに映画日記☆ | 2006/10/23 12:06 AM |