[ UDON ]アナログをアナドルべからず | アロハ坊主の日がな一日

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[ UDON ]アナログをアナドルべからず
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    [ UDON ]@錦糸町で鑑賞
    まさか錦糸町まで来て、観ることになろうとは・・・。

    世界に通用するソウルフード「うどん」。本広監督らのそん
    な熱い思いがこもったタイトル[ UDON ]。実は、このタ
    イトル最近の海外での日本映画人気に便乗して、海外市場
    でひと稼ぎというフジテレビや東宝の思惑だったりして・・。

    故郷とは、主人公の松井香助(ユースケサンタマリア)に
    とっては何の変わり映えもしない場所、「凡庸さ」でしか
    なかった。

    彼はエンターテイメントの国、アメリカ・ニューヨーク
    で世界で通用するコメディアンを目指したが、センスの
    ないギャクを飛ばしお客から失笑を受ける。あげくに、
    シアターも首になり借金だけ背負って故郷・香川へ戻っ
    てくることに。

    しかし香助が「凡庸」に思っていたものは、小さい頃から
    あるがゆえに、見慣れすぎたモノだったかもしれない。
    それゆえに「特別」なものには見えなかった。

    本広監督と脚本家戸田山雅司は、「うどん」を軸にして、
    サービス重視やネット主流な現代の風潮に対するアンチ
    テーゼを呈し、「凡庸さ」に光を当てて「特別」なモノとし
    て作り上げる。

    ビジュアル重視が流行る媒体特性の中で、あえて文字と
    手書き地図のみにした「うどん巡礼記」。
    何にでもデザインセンスが問われる時代に、あえてダサ
    いテイストを残した「月刊タウン情報さぬき」。
    「ブームは一過性のもの。終わらない祭りはない」といって、
    普通なら、次はネットへと展開するところを「タウン情報
    さぬき」をすぐ解散するあたりは、売上至上主義の昨今に
    は与しないやり方だ。

    一方で、口コミの威力で「松井製麺所」を復活させたり、高
    校生が作った「うどん部」のおかげで、数々の隠れた名店が
    紹介できたりと、Web2.0的な発想でネットワークも広げて
    いく。もちろんこれらも携帯やネットを使わずあえてアナ
    ログに徹し1つのアンチテーゼとして描いている。

    要は、アメリカ(メジャー)までいかなくても香川のような
    ド田舎(マイナー)にいても、人を喜ばせること(笑わせるこ
    と)ができるちゅうことを言うために、本広監督と戸田山氏
    はアナログにこだわったのだ。ラストの、香助がオトンに
    代わってうどん作りに励む姿が何よりも、そのことを物語っ
    ている。補足するように、お姉ちゃん藤元万里(鈴木京香)
    の旦那・藤元良一(小日向文世)がポツリと言った「古きを訪
    ね新しきを知る」にも集約されるのだろう。


    本作は[ 踊る大捜査線 ]シリーズ
    [ サマータイムマシーンブルース ]を踏襲したアニメ映像や、
    キャラクターグッズが満載だ。その上の各作品のメインも
    しくはサブキャラクターをまたしても本作に登場させるあ
    たりは、本広監督っぽい展開で、複線が多く、観客は本線
    から脱線しかねない。

    うどん巡礼者3人組(与座嘉秋、川岡大次郎、ムロツヨシ)に、
    真木よう子、それに大学教授の佐々木蔵之介は[ サマータ
    イムマシーンブルース ]のキャラクター。
    [ 踊る大捜査線 ]シリーズでは[ 踊る大捜査線 THE MOVIE ]
    で和久平八郎を捕まえる主犯格の少年が四国八十八カ所巡りの
    若者として登場している。

    またいつものように、パクリに近い形で他作品のネタを
    本作でも用いている。Captain UDONは、押井監督の
    [ 立喰師列伝 ]のタッチに似ているし。押井監督はラ
    ーメンで、こちらはうどんという同類項なテーマでもあ
    るので間違いないだろう。

    しかし本作の好業績だったのも、実はアンチテーゼとして
    掲げたネットに支えられているちゅうのも、皮肉っぽくて
    面白かった。
    | - | 23:25 | comments(0) | trackbacks(26) |
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