アロハ坊主の日がな一日

最新映画のレビューを中心に、日々の雑感を書きとめる。
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[ 疾走 ]“性”に目覚め、“生”に目覚める
映画[ 疾走 ]@銀座で鑑賞。

重松清の同名小説[ 疾走 ]の映画化。重松は「SABUさん
自身が撮りたいと言ってるんなら、OKです」ということで、
この映画化を承諾したらしい。

この[ 疾走 ]にも、[ 弾丸ランナー ][ ポストマン
・ブルース ]などのような躍動感やスピード感みたいな
もの期待していたが、いざ観ていると趣が全く違う。

寺島進が主役を演じた[ 幸福の鐘 ]のようなどこか内
省的なものをこの作品には感じる。
[ 疾走 deadrun ]のパンフレット画像
“浜”と呼ばれる街に、福原秀次ことシュウジ(手越祐也)
は家族と暮らしていた。幼い頃、人々が近寄らない“沖”
と呼ばれる場所に一人で自転車で行き、そのとき自転車が
故障して途方に暮れていたシュウジを“沖”に住む鬼ケン
(寺島進)とその愛人アカネ(中谷美紀)が助けてくれる。
“浜”の人々が疎む“沖”。そこに住む「鬼ケン」のやさし
い一面に触れたシュウジだったが、数日後「鬼ケン」が変死
を遂げたことを知り、幼いシュウジはひとり泣いた。

怖い鬼ケンを前にしても、必要以上の言葉や悲鳴を発しな
いし、泣きもしないシュウジ。鬼ケンに「肝っ玉すわってる
な」とまで言われる。

熟考するタイプなのか、必要以上に話さない。

そして、中学生になっても彼は、行ってはいけないと言わ
れている“沖”によく出向く。今度は“沖”にある教会に
興味を抱き、通い始める。シュウジにとっては“浜”より
“沖”の人たちといるほうが心休まるのだろう。

このころから、“沖”には一大リゾートの開発計画が持ち
上がり、怪しげな男が出入りし始める。教会にも立ち退き
の地上げ屋が現れる。

時を同じくして、勉強のできるシュウイチ(柄本佑)がカン
ニングで停学処分を受けたことをきっかけに、シュウイチ
は壊れ始め、この頃から、家族の中もおかしくなっていく。

家族の不穏な雰囲気は、晩ごはんになっても4人一緒に食
卓を囲まずに一人で食べる父(菅田俊)の姿やいつまでも完
成されない父のジグゾーパズルに現れていた。

シュウジのジョギング姿も、このただならぬ雰囲気が出始
めてからやけに多くなってくる。たぶん感受性の強いシュ
ウジには感じていたのではないか。その気持ちを押し静め
るために、彼はひたすら走っているのだろう。

シュウジには、親友や家族においてもどこか近づけない・
近づかない距離を感じる。

自分から行動しないタイプでもあるシュウジは、惹かれて
いるエリにもうまく自分の言葉を伝えられないまま、彼女
も東京へ転向してしまう。学校が終わって、ジョギングで
二人偶然出くわすシーンがある。あの時の、二人のもどか
しいまでも離れての会話。友達だけど、今ひとつ通い合っ
てない心情が表れているようだ。

両親の失踪や兄の犯行を止められなかったふがいない自分
への苛立ちを人一倍感じていたのだろう。一人で家で荒れ
狂う姿に、くっきりと出ていた。

そんなシュウジも、あることがきっかけで自分の気持ちを
受け止めてくれるアカネに会おうと行動し、二人は体を重
ねることに。“性”によって“生”に目覚めたシュウジ。

この後、彼は今まで抑えていたものが解き放たれがごとく
生き生きする。今まで眠っていたトラが走るがごとく。そ
して、好きだったユリに会いに東京へ行くことに。

「誰か一緒に生きて下さい」
まさに、この言葉のごとく始めて生きたいと思ったのだろう。

しかし“人生はドラマのようにうまくいかない”という先日
観た映画のようなあまりにも壮絶な運命だった。

P.S.
パンフレットをじっくり見ていると珍しく監督や出演者の生
年月日が記されているのを発見した。年齢がわかると観客の
受けによくないのか、最近のパンフはそこまで明記されてい
ることなんてまれである。なのになぜ書いてあるのか。

手越祐也11月11日生まれ
韓英恵 11月7日生まれ
SABU  11月18日生まれ

ちなみに、他の共演者では
寺島進 11月12日生まれ
加瀬亮 11月9日生まれ

なんと、11月生まれの出演者やスタッフ多いこと。こうい
うのを知ると、関係者は運命みたいなもの感じてしまうの
だろう。そういや神父(豊川悦司)さんが言っていた。「運
命は双六盤です」って。アロハ坊主も誕生日が11月11日。
ほんとに運命感じるなあ。実は、もっとよく読むとこの映
画のクランクインも11月11日だったのだ。やっぱり、関係
者は運命を感じたんだ。と僕はちょっとにんまりする。
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疾走
誰か一緒に生きてください。
| Addict allcinema 映画レビュー | 2009/08/28 5:14 AM |
疾走
 『誰か一緒に生きて下さい』  コチラの「疾走」は、重松清さんの同名小説を「ポストマン・ブルース」、「MONDAY」、「DRIVE ドライブ」のSABU監督が映画化したPG-12指定の青春ヒューマン・ムービーです。  これまで観たSABU監督のって赤とか黄色みたいな、いか
| ☆彡映画鑑賞日記☆彡 | 2008/05/23 8:30 PM |
NEWS手越祐也&新垣結衣 キスプリ画像流出。(画像あり)
人気アイドルグループNEWSの手越裕也と人気若手女優、新垣結衣が交際していることが発覚した。目撃情報が大きな理由だが、なによりも証拠のプリクラ画像と携帯ムービーが流出している。手越と新垣のキスプリも入手。期間限定での公開です。
| NEWS手越祐也&新垣結衣 キスプリ画像流出。(画像あり) | 2008/03/01 5:23 PM |
疾走
2006年/日本 監督/SABU 「神に捧げられたシュウジ」 昨年公開時に何となく気にはなってたんだけど、見られなかった作品。ジャニーズのメンバーが主役を演じている割には、取り上げられ方が今ひとつだったのは、とにかく暗くて重い作品だからだろう。SABU監督と言
| シネ・ガラリーナ | 2007/03/18 11:27 PM |
mini review 07021「疾走」★★★★★★★★☆☆
カテゴリ : ドラマ 製作年 : 2005年 製作国 : 日本 時間 : 125分 公開日 : 2005-12-17〜2006-02-03 監督 : SABU 出演 : 寺島進 大杉漣 中谷美紀 柄本佑 矢沢心 手越祐也 韓英恵 干拓地。“浜”と呼ばれる街に、シュウジは家族と穏やかに暮
| サーカスな日々 | 2007/02/05 4:03 PM |
「氷点」DVD−BOX予約受付開始
北海道の旭川。病院長・辻口啓造は、愛する妻子と共に幸せな日々を送っていたが、ある日、まだ幼い娘・ルリ子が殺害されてしまう。それは啓造の留守中、妻の夏枝が勤務医・村井からの告白に耳を傾けている間の出来事だった。夏枝はショックのあまりに無気力な日々を過ご
| ♪楽天で楽々お買い物♪ | 2006/12/08 8:57 PM |
疾走
こんにちは、ブラペです。映画DVD『疾走』を見ました。感想を書いています。 映画
| 映画DVD 『シビれる一本』 | 2006/06/26 11:11 AM |
疾走
「疾走」★★★★(ルミエール1) 2005年日本 監督:SA
| いつか深夜特急に乗って | 2006/04/25 5:49 AM |
疾走:シュウジ、生まれ変わってまた走ろう パルコ調布シネマ
どこかのブログでほめてたので、上映最終日に観て来ました。 重いテーマですが、出ていた役者が皆達者でした。満足の映画です。 日本のどこかの町。そこには昔砂浜だった”浜”と埋め立てで作られた土地”沖”が存在している。 浜の人たちは、新興の沖を差別し、沖
| 気ままに映画日記☆ | 2006/03/18 11:23 PM |
映画のご紹介(101) 疾走
ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(101) 疾走-人は、人とのつながりを失うと、 落ちるところまで 転がり続けてしまうのだろうか。 この映画を観ていると、そんなことを思う。
| ヒューマン=ブラック・ボックス | 2006/03/07 4:44 PM |
「疾走」(2005・日本)
監督、脚本・・・SABU原作・・・重松清『疾走』(角川書店刊)出演・・・手越祐也、韓英恵、中谷美紀、豊川悦司、大杉漣、寺島進、加瀬亮、菅田俊、高橋ひとみ、柄本佑、田山涼成、鈴木一真、矢沢心、平泉成、他。・物語序盤・シュウイチとシュウジは平凡だか幸せな家庭
| MY HIDEOUT〜私の隠れ家〜 | 2006/03/02 11:36 PM |
疾走
第343回 ★★★★☆(劇場) (核心に触れる文面あるので、ご注意あそばせ)  人間の中には人の「善意」や「優しさ」を餌に生きている者がいる。 「善意」や「優しさ」は人を無防備にする。そこに付け込む人間は、相手の心を蝕む。それは虫歯や鉄板に付
| まつさんの映画伝道師 | 2006/02/05 8:45 AM |
『疾走』
あ〜あ。 何というか、不幸な出来事のオンパレードだ。 これでもか、これでもかっていうくらい不幸な事が立て続けに起きる。 家族の崩壊、いじめ、放火、自殺、殺人etc‥。 前
| Re:逃源郷 | 2006/02/03 12:30 PM |
「疾走」
映画のシュウジはいつも走っていた。 原作の暴力や性描写は ぎりぎりまで刈り込まれていた。 手越ファンにも観てもらうためだろうけれど、 あそこまでシンプルにして シュウジを追い詰めたもの達の姿を ちゃんと想像できる若いコは少ない気がする。 でも、 そのぎりぎ
| もじもじ猫日記 | 2006/01/28 12:13 AM |
『疾走』(’05 日本)
一昨日(土曜日)は、食あたりによる大失態で、某イベントに参加する予定がご破算になってしまった。(-_-;) そこで昨日は、久々の3連荘を決行、まずはそのうちの1本を。 干拓地沿いのある町が舞台。純情な少年シュウジ(手越裕也)は、両親、そして頭のいい兄シュ
| よんふぁ広場2〜HONDOのつぶやき〜 | 2006/01/24 3:19 PM |
疾走:数々の出会いがもたらす運命
★監督:SABU(2005年 日本作品)京都シネマにて鑑賞。主演の手越祐也目当てなのか、若い女性の姿が目立つ。重松清の同名小説の映画化だが、原作はまだ読んでいません。★あらすじ(livedoorムービーより引用)“浜”に住む心やさしい中学生シュウジ(手越祐
| 「朱雀門」という方法 | 2006/01/22 12:24 AM |
疾走
今年1本目の映画鑑賞がいきなり‘ジャニーズ’〜〜いえいえ、そんなつもりはありません。。 去年テレビで観た作品紹介で‘引っ掛った映画’の一つ、それも主演があのNEWSの手越祐也クン、他に寺島進、豊川悦司、大杉漣、中谷美紀ら個性派俳優陣出演もあり観たいと思
| future world | 2006/01/19 1:07 AM |
疾走
2005年最後に劇場鑑賞した作品 なんの予備知識もなく見に行ってしまい、 あまりのディープさにポカンと見ているだけ・・・ 時間が経つとともに作品の強烈さが反芻される。 差別、暴行、虐待、放火、、、、、、、 人の心の奥底に眠る悪意がこれでもかと描写
| ドリアンいいたい放題 | 2006/01/18 8:26 AM |
疾走
 誰か一緒に映画につきあってください・・・  痛い、痛すぎる、心の叫びと運命に翻弄される孤独な少年と少女の姿。こうした映画を新年早々観るものではないのかもしれないですけど、現実にも起こり得る幼い心の闇の部分を体感してきました。人間の醜い部分、残虐な部
| ネタバレ映画館 | 2006/01/16 9:42 AM |
「Horror! Horror! 」
「疾走」シネスイッチ銀座にて。 重松清の同名小説をSABU監督が映画化。 原作は文庫で上下巻とかなりのボリュームなので それをどううまくアレンジしているかが個人的な焦点でした。 結論から言うとほぼ忠実に描いてました。 しかし原作が長い為かなり急ぎ足な感は否
| 宇宙のめいぐると | 2006/01/05 9:31 AM |
失速したSABU監督の新作◆『疾走』
12月27日(火)伏見ミリオン座1にて “沖”と“浜”という2つの地域が存在する、ある干拓地。“沖”と“浜”の人間同士には、見えない壁のようなものがあったが、“浜”に住む少年シュウジ(手越祐也)は、“沖”に住む孤独な少女エリ(韓英恵)に淡い恋心を抱く。
| 桂木ユミの「日々の記録とコラムみたいなもの」 | 2006/01/03 6:15 PM |
【映画】疾走
2005年日本監督)SABU 出演)手越祐也 韓英恵 豊川悦司 中谷美紀満足度)★★★☆ (満点は★5つです)シネスイッチ銀座にて ある田舎町に住む中学生シュウジ(手越祐也)は、宮原(豊川悦司)が神父を務める出来たばかりの教会で孤独な少女エリ(韓英恵)と知
| セルロイドの英雄 | 2006/01/03 2:26 PM |
疾走
2005年ラストに観た映画はこの作品でした! 関西弁を操る中谷さん(大ファンです)目当てです…w 「電車男」以来の出演作品! 関西弁の中谷さんはどんな感じなんだろう?と、 劇場へ疾走ー!!!!(ぇ 実は中谷さん描きたい気マンマンだったんですが、止めま
| きょうのできごと…http://littleblue.chu.jp/ | 2006/01/02 12:18 AM |
a SABU Film『疾走』
日本を代表するエンターテイメント映画監督SABUさんの最新作「疾走」を観てきました。原作が重松清さんということで、オモイところがありますが、かすかな希望、、、かすかな希望をまわりの人も見捨てないことが大切だなぁと感じました。
| くだらないことに愛を込めて・・・blog | 2005/12/31 1:46 AM |
疾走
■観覧場所 伏見ミリオン座■  *本日12月17日開館の映画館です☆   テレビ局が取材に来ていましたが、ちゃっかり映らないところに座って観察☆ ■脚本・監督 SABU■ ■CAST 手越祐也 韓英恵 中谷美紀 寺島進 大杉漣 豊川悦司ほか■ ■あらすじ■
| かりめろ日記 | 2005/12/30 11:57 PM |
疾走 ★★★★☆
重松清の原作をSABU監督が映画化した。 痛くて、せつなくて、悲しい。 そんな映画でした。 だけど決して悲しいだけの話ではありません。 すごい泣ける映画とかではありませんが、心にズシーンとくる映画です。 シュウジがお店のシャッターに電話番号を書き込むシーン
| つぶやき。。。(日記帳) | 2005/12/29 1:17 AM |
『疾走』
誰か一緒に生きて下さい。 ■監督・脚本 SABU■原作 重松 清(「疾走」上・下)■キャスト 手越祐也、韓英恵、中谷美紀、豊川悦司、大杉 漣、寺島 進□オフィシャルサイト  『疾走』 “沖”と“浜”という2つの地域が存在する西日本のとある干拓地。“浜”
| 京の昼寝〜♪ | 2005/12/29 12:08 AM |
疾走
2005年 日本 125分 監督 SABU 原作 重松清 脚本 SABU 音楽
| MIDDLE-EARTH | 2005/12/28 10:29 PM |
『 疾走 』
  公式サイト 映画 『 疾走  』    [ 劇場鑑賞 ] 2005年:日 本 【12月17日先行ロードショー】  [ 上映劇場  ] 監 督:SABU 脚 本: 〃 原 作:重松清 「疾走」  重松 清 疾走 上  重松 清 疾走 下
| やっぱり邦画好き… | 2005/12/25 10:55 PM |
疾走
重松清の同名小説を映画化した作品。 ”浜”と”沖”の2つの地域が存在する干拓地。優秀な兄と、その兄が自慢の両親の4人で穏やかに生活する兄思いの心優しい少年、シュウジ。そんなシュウジの周辺で起こる様々な出来事と出会いが描かれます。 ”沖”にやって来た
| 日っ歩〜美味しいもの、映画、子育て...の日々〜 | 2005/12/25 10:07 AM |
疾走
昨日、NEWSの手越くんの主演映画を見に行ってきました。まだ全国ロードショーじゃないんですけど、池袋まではるばる行って来ました[:プシュー:]そんな大きな所じゃなかったんで1列目以外は人がいました。なんと、パンフが売り切れだったんですよ[:!:]パンフがないので
| Day☆Dream | 2005/12/25 12:29 AM |
「疾走」
「疾走」 製作:2005年、日本 2005.11.10 試写会にて鑑賞 隣の
| 映画通の部屋 | 2005/12/24 11:37 PM |
疾走@池袋シネマサンシャイン
SABU監督の作品は徹底して走る。主人公の少年と少女は一心に、殺伐とした曇天模様の下にある田園風景を走った。運命または宿命を疾走した。 シュウジの家庭は崩壊する。出来の良い兄は崩壊して放火魔となり、捕まった。それを機に父が失踪し、母も多額の借金を作って
| ソウウツおかげでFLASHBACK現象 | 2005/12/24 11:36 PM |