講師は古厩智之監督 | アロハ坊主の日がな一日

CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
<< [ タッチ ]双子のチカラ | main | [ サマータイムマシーンブルース ]世界一スケールの小ちゃいタイムトリップ >>
講師は古厩智之監督
0
    とは言っても、僕が受講生なわけではないが・・・。
    お友達の映画監督NASH FILM☆ナッシュフィルムの日高
    さんにお誘いをうけ、9月19日(月・祝)に東京国際フォ
    ーラムで行われた『Movies-High』という映画イベントに
    行ってきた。
    このイベントは、NCWという「ニューシネマワークショッ
    」という映画養成機関が主催していて、そこの実習生が
    制作した短編映画を上映するのだ。もちろん、日高さんの
    作品も上映された。

    この『Movies-High』では、特別プログラムとして現役映画
    監督4人が編集・監督をした短編映画も上映する。監督が半
    年間NCWで演技指導した実習生がこの作品のキャストで登場
    する。いわゆる卒業制作である。『さよならみどりちゃん
    の古厩智之監督はそこで講師をやっていて、彼の作品がこの
    特別プログラムで上映されるのだ。ちなみに同プラグラムで
    長澤雅彦監督作品も上映した。

    『Movies-High』のチラシ

    長澤雅彦監督について紹介しておくと、彼はある時は岩井
    俊二監督「undo(アンドゥ)」『PICINIC』『Love Letter』
    のプロデューサーとして、またある時は篠原哲雄監督『は
    つ恋』の脚本家、そしてあるときは『卒業』『13階段』の
    監督(『卒業』は脚本も担当)として幅広いフィールドで
    活躍している映画人である。

    さて感想ですが、古厩作品は総じて面白かった。自主制作
    畑の出身だけに、長澤作品と比べると自主映画を作りなれ
    ている感じがした。
    長澤雅彦監督の作品は、脚本が決まりすぎていてキャスト
    が窮屈そうだった。脚本も長澤監督が懇意にしているプロ
    の脚本家にお願いしているようだ。だから、キャストであ
    る実習生の不慣れさが際立ってみえる。

    一方、古厩組は作品がすべて実習生の体験したことをテー
    マにしているので、実習生も感情移入もしやすいんだろう。
    のびのびしている感じ。脚本もある程度の柱は決めている
    が、それ以外はほとんどアドリブっぽい。セリフが自然な
    感じがする。上映作品も見事に、その差がでていて古厩組
    のほうが長澤組より観客の反応がいい。やっている実習生
    は面白いんだろうな。

    古厩監督の作品は、全作品面白かったので紹介しておくと
    ■「一緒に住んでるのおかしい」(13分)
    出演:松元夢子、高関優、花田瞳
    なぜか別れた彼氏が部屋に居着いている。そんなところに
    今の彼女が押し掛けて来る。
    →これは彼氏の振る舞いが面白い。昔の彼女と今の彼女が
    口論している途中に小便がしたくなりトイレに駆け込む彼
    氏。戻ってきたら、二人の彼女を仲裁するでもなく一人そ
    れまで食べていたカップラーメンをすする。

    ■「星に願いを」(14分)
    出演:越田岬、遠谷ゆき乃、猪谷美夏、岩松高史
    サークル合宿の夜「付き合ってる人が異性と遊ぶのをどこ
    まで許せるか?」で盛り上がる4人。
    →これは、古厩監督の編集が冴える。言葉ではおらわせな
    い。

    ■「板挟み」(8分)
    出演:増田昌優、岸本公司、小林章一
    友だちから彼女のことで相談されている男。横には帰りた
    がっている別の友だちがいて。
    →板挟みになっている男が、まあまあ男前でどちらにもい
    い顔する。帰りたがっている友だちが露骨にそのことを言
    動にあらわす。その微妙な空気がぐっど。

    ■「彼氏の胃には穴がある」(13分)
    出演:大津弥生、大塚健司
    入院している彼氏の元に見舞いに行く彼女。でもちょっと
    したことで言い合いになってしまう。
    →言い合いなって仲直りするときの男の甘え方が、ホステ
    スに甘える中年親父のよう。


    どれも、ほんとに身近でおきていること。機会があれば、
    ぜひ観てほしい。どれも笑える。
    この日は古厩監督の新しい一面がかいま見れました。

    | 映画(ショート) | 18:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    http://blog.alohabouz.jp/trackback/300515
    トラックバック