2005.09.05 Monday 17:59
西島秀俊さん、ハマリ役《さよなら みどりちゃん》
土曜日朝の歌舞伎町。場所柄なのか、作品のせいか、観
客はほとんどが男性ひとりで来ている。場末のストリッ
プ劇場か、ポルノ映画館のよう。南Q太の作品ってどち
らかというと女性に支持されていると思っていたのに。
理由は、最期にわかった。

『さよなら みどりちゃん』は、ごぞんじ漫画家南Q太の
コミック映画化。主人公のゆうこ(星野真里)は大好き
なユタカ(西島秀俊)さえいれば、満足。とはいっても、
二人は恋人同士ではない。初めてユタカとセックスした
日、ゆうこは彼に“みどりちゃん”という彼女がいるこ
とを知るのだった・・。
客はほとんどが男性ひとりで来ている。場末のストリッ
プ劇場か、ポルノ映画館のよう。南Q太の作品ってどち
らかというと女性に支持されていると思っていたのに。
理由は、最期にわかった。

『さよなら みどりちゃん』は、ごぞんじ漫画家南Q太の
コミック映画化。主人公のゆうこ(星野真里)は大好き
なユタカ(西島秀俊)さえいれば、満足。とはいっても、
二人は恋人同士ではない。初めてユタカとセックスした
日、ゆうこは彼に“みどりちゃん”という彼女がいるこ
とを知るのだった・・。
監督の古厩智之氏は、『まぶだち』『ロボコン』なども
っぱら青春映画を撮ってきていた。僕は特に『まぶだち』
が気に入っている。とあるの小さな町に住む中学生のや
るせない日常をノスタルジック撮った作品。自分という
ものがよくわからない中途半端な時期を過ごした中学生
の気持ちを丁寧に描写している。また監督のロケーショ
ンのチョイスが、その映画のテーマにマッチしていて、
いつも感心させられる。
今回『さよなら みどりちゃん』は、恋愛映画ということ
で、どのように描くかかなり楽しみだった。
まずは、キャスティングがよかった。不幸せな顔がはま
っているゆうこの星野真里や恐いスナックのママに佐々
木すみ江ももうこれ以上ないというくらいはまっていた。
そしてきわめつけがオンナたらしのユタカ役に西島秀俊。
『メゾン・ド・ヒミコ』でも同じようなタラシ役だが、
この手の役は彼しかいないのでと思わせる。ゆうことの
最初のエッチの後、フツーに「あ、オレ彼女いるから」
っていうセリフ。
この人しかこの役はないと思ってしまった。
今回もロケーションははまっていた。住宅街の一角にあり
そうな、ゆうこが働くスナックとユタカのカフェ。一番
マッチしていたのはゆうこのアパート。ゆたかとゆうこが
いつも一緒にいる閉塞的な部屋に、朝日が入ったり、ベラ
ンダからは景色が一望できたりと開放感のあるロケーショ
ンはバランスがとれている。
この映画は、単なる切ない恋愛ドラマではなく、自立する
ゆうこの成長を描いている。原作では、「自立したゆうこ」
というのがもうひとつわかりづらかったが、映画ではより
鮮明に表現されている。
いつも人の言うことに従っちゃったり、自分から行動をお
こせないゆうこが、ある事をさかいにユタカに「好きなの」
とコクるラストのシーンがある。この時のふたりの演技は
ぞっくときた。ユタカも背中で、ユタカらしい振る舞いを
みせる。ここで、星野真里が全裸で体当たりのラブシーン
をしたのだった。
いろんな意味で、期待していた以上にエエもん見せてもら
った作品である。最後の最後にゆうこが歌った「14番目の
月」もよかった。
っぱら青春映画を撮ってきていた。僕は特に『まぶだち』
が気に入っている。とあるの小さな町に住む中学生のや
るせない日常をノスタルジック撮った作品。自分という
ものがよくわからない中途半端な時期を過ごした中学生
の気持ちを丁寧に描写している。また監督のロケーショ
ンのチョイスが、その映画のテーマにマッチしていて、
いつも感心させられる。
今回『さよなら みどりちゃん』は、恋愛映画ということ
で、どのように描くかかなり楽しみだった。
まずは、キャスティングがよかった。不幸せな顔がはま
っているゆうこの星野真里や恐いスナックのママに佐々
木すみ江ももうこれ以上ないというくらいはまっていた。
そしてきわめつけがオンナたらしのユタカ役に西島秀俊。
『メゾン・ド・ヒミコ』でも同じようなタラシ役だが、
この手の役は彼しかいないのでと思わせる。ゆうことの
最初のエッチの後、フツーに「あ、オレ彼女いるから」
っていうセリフ。
この人しかこの役はないと思ってしまった。
今回もロケーションははまっていた。住宅街の一角にあり
そうな、ゆうこが働くスナックとユタカのカフェ。一番
マッチしていたのはゆうこのアパート。ゆたかとゆうこが
いつも一緒にいる閉塞的な部屋に、朝日が入ったり、ベラ
ンダからは景色が一望できたりと開放感のあるロケーショ
ンはバランスがとれている。
この映画は、単なる切ない恋愛ドラマではなく、自立する
ゆうこの成長を描いている。原作では、「自立したゆうこ」
というのがもうひとつわかりづらかったが、映画ではより
鮮明に表現されている。
いつも人の言うことに従っちゃったり、自分から行動をお
こせないゆうこが、ある事をさかいにユタカに「好きなの」
とコクるラストのシーンがある。この時のふたりの演技は
ぞっくときた。ユタカも背中で、ユタカらしい振る舞いを
みせる。ここで、星野真里が全裸で体当たりのラブシーン
をしたのだった。
いろんな意味で、期待していた以上にエエもん見せてもら
った作品である。最後の最後にゆうこが歌った「14番目の
月」もよかった。
