2005.08.26 Friday
《空中庭園》の上映延期?
覚せい剤所持、映画監督・豊田利晃容疑者を逮捕
映画監督の豊田利晃容疑者(36)(東京都狛江市)が、警視庁組織犯罪対策5課に覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕されていたことが、25日わかった。調べによると、豊田容疑者は24日昼ごろ、自宅のベッド脇にビニール袋5袋に入った覚せい剤計約3・9グラムを隠し持っていた。警視庁に「豊田容疑者が覚せい剤を持っている」との情報が寄せられたことなどから、同課が豊田容疑者の自宅を捜索したところ、覚せい剤が見つかった。豊田容疑者は、調べに対し、「自分で使うためだった」などと容疑を認めているという。同課で入手経路などを追及している。(2005年8月25日12時36分 読売新聞)
やってしまった。豊田氏の作品は、いつも脚本・監督を自ら
手がけるものがほとんど。これが分担作業だとお互い足りな
い部分を補えばいいが、それができない。ノっている時は、
一緒のほうが自分の思い通りにできるが煮詰まっていると
きは、誰も助けてくれない。
10月上映の『空中庭園』は、仕上げるまでにかなりプレッシ
ャー追いつめられたのではなかろうか。今までの『青い春』
や『ナイン・ソウルズ』など、硬派な映画を得意としていた
彼だけに、『空中庭園』のような女性視点の映画は、描くの
は初めてだけに好きなように出来る半面ものすごく不安を抱
えそう。
彼の作品はアクのきつさはあるけど、けっこう好きだった。
『青い春』を周囲の人たちはいいというが、ボクは『ナイ
ン・ソウルズ』のほうが好きだった。刑務所から9人の犯
罪者が飛び出してくるシーン。一人一人ストップモーショ
ン画面+タイポグラフィで紹介する場面は、イギリス映画
「スナッチ」のよう。このタイポ(書体)が将棋の駒の書
体というのが、これまたイカす。ほかには、富士山を背景
に小学校でたたずむシーンや草原で車を俯瞰して撮ってい
るシーンなどなど。絵としてかっこいい。この映画でよう
やく、男女の色恋みたいなもの描き出した。
だから『空中庭園』は期待もしてたのに。この映画10月延
期という話もあるがぜひ公開してほしいと切にねがう。
ン・ソウルズ』のほうが好きだった。刑務所から9人の犯
罪者が飛び出してくるシーン。一人一人ストップモーショ
ン画面+タイポグラフィで紹介する場面は、イギリス映画
「スナッチ」のよう。このタイポ(書体)が将棋の駒の書
体というのが、これまたイカす。ほかには、富士山を背景
に小学校でたたずむシーンや草原で車を俯瞰して撮ってい
るシーンなどなど。絵としてかっこいい。この映画でよう
やく、男女の色恋みたいなもの描き出した。
だから『空中庭園』は期待もしてたのに。この映画10月延
期という話もあるがぜひ公開してほしいと切にねがう。