2005.07.17 Sunday
[ 樹の海(Jyukai) ]前向きに生きる
[ 樹の海(Jyukai) ]@渋谷で鑑賞。これが、意外にいい。
いつしか自殺の名所として、その名を知られている富士山麓・青木ヶ原樹海。物語は、この「樹海」という森を舞台に、4つのエピソードが交錯しながら展開していく。
ある男(萩原聖人)は汚職事件に巻き込まれ、樹海に捨てられて、奇跡的に生還する。借金取り立てのチンピラ(池内博之)は、自分と境遇の近い多額の借金をした女から樹海の中からSOSを受けてその地に足を踏み入れる。ある一人の女性が樹海で自殺したできごとを機に、全くつながりのなかった探偵とサラリーマンが出会い、お互いの人生について語り始める。
そして、最後のエピソード。私はこれが一番気に入っている。
いつしか自殺の名所として、その名を知られている富士山麓・青木ヶ原樹海。物語は、この「樹海」という森を舞台に、4つのエピソードが交錯しながら展開していく。
ある男(萩原聖人)は汚職事件に巻き込まれ、樹海に捨てられて、奇跡的に生還する。借金取り立てのチンピラ(池内博之)は、自分と境遇の近い多額の借金をした女から樹海の中からSOSを受けてその地に足を踏み入れる。ある一人の女性が樹海で自殺したできごとを機に、全くつながりのなかった探偵とサラリーマンが出会い、お互いの人生について語り始める。
そして、最後のエピソード。私はこれが一番気に入っている。
今は、首都圏郊外の私鉄駅の売店で働いてる映子(井川遙)。
前の職場で、ストーカー行為をしたために今はひっそりと暮らしている。ある日、あるできごとがあり、自分が昔の自分でなくなっていることに気づき生きる希望を失ってしまう。そして、樹海でネクタイをで作った輪にゆっくりと首を入れようとする・・・。
すべてのエピソードを、「樹海」という場所が実は生命力あふれる
ところと感じた監督やプロデューサーたちが「生きる」ための物語として作り上げている。そういう意味では、このタイトルはよくできている。私は好きです。
ただ、4つのエピソードを並列に扱いすぎて、途中中だるみを感じる。もっと強弱つけてもいいのでは。
表紙は、「樹海」の写真が表・裏に。この写真グリーンと下3分の2がホワイトスペース(余白)。ホワイトスペースにタイトルとロゴのみで、かなりのインパクト。きれい。
コンテンツは、グリーンの「樹海」写真とモノクロのコピーと顔写真。文字は明朝で、正統派なつくり。作家見沢知廉さんのコラムもあり。
前の職場で、ストーカー行為をしたために今はひっそりと暮らしている。ある日、あるできごとがあり、自分が昔の自分でなくなっていることに気づき生きる希望を失ってしまう。そして、樹海でネクタイをで作った輪にゆっくりと首を入れようとする・・・。
すべてのエピソードを、「樹海」という場所が実は生命力あふれる
ところと感じた監督やプロデューサーたちが「生きる」ための物語として作り上げている。そういう意味では、このタイトルはよくできている。私は好きです。
ただ、4つのエピソードを並列に扱いすぎて、途中中だるみを感じる。もっと強弱つけてもいいのでは。
表紙は、「樹海」の写真が表・裏に。この写真グリーンと下3分の2がホワイトスペース(余白)。ホワイトスペースにタイトルとロゴのみで、かなりのインパクト。きれい。
コンテンツは、グリーンの「樹海」写真とモノクロのコピーと顔写真。文字は明朝で、正統派なつくり。作家見沢知廉さんのコラムもあり。