[ フライ、ダディ、フライ ]そんなに舞ってどうする?マイッタぞ。 | アロハ坊主の日がな一日

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[ フライ、ダディ、フライ ]そんなに舞ってどうする?マイッタぞ。
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    [ フライ、ダディ、フライ ]@渋谷で鑑賞。

    映画のタイトルである[ フライ、ダディ、フライ ]。日本語訳すると、「飛べ、おっさん、飛べ」である。これは、鈴木一(堤真一)が石原(須藤元気)とのリベンジ(復讐)マッチに挑むときに、高校生スンシン(岡田准一)が叫ぶコトバである。

    サラリーマンの鈴木は、自分の娘を石原という高校生に傷つけられる。石原の親父は政治家で、かつ高校総体2年連覇中というボクサー。娘が入院した病院で会った石原には、彼を守るように学校の
    教頭やボクシング部の顧問がいて、謝らすこともできなかった。

    そんな不甲斐なさから、鈴木は包丁をもって石原のいる才英館高校へ乗り込んでいくだが、実は彼が乗り込んだのは隣の高校、鹿羽高校。そこで、鈴木は自分の前に現れた朴瞬臣(ボクスンシン)にノックダウンを食らわされる。それから40日間の休暇をとり、スンシンに弟子入りして特訓にはげむ。そしてスンシンの仲間たち、ゾンビーズの面々の力もかり、鈴木は「大切なものを取り返す」ために石原との対決にのぞむ。

    成島監督は、前作『油断大敵』でも刑事と犯人、対極にあるもの(追うもの追われるもの)同士の友情をしっかり描いていたが、今回もサラリーマンと高校生の中でも、それはうまく表現していたんじゃないかと思う。

    喧嘩については、スンシンが師匠で、鈴木が弟子という逆転した立場であるが、ときおり鈴木が大人として子どものスンシンの弱い部分を掬ってあげるような部分もみせる。お互いの足りないモノを補いあっている関係をきちんとこの映画もつくっている。

    その上、今回は仲間たちの存在もストーリーに奥行きを出している
    気がする。高校生の「ザ・ゾンビーズ」。(この中に、「坂本真」くんがいる。『電車男』『逆境ナイン』の役と違い、
    かなり重要な役)それと、中高年のサラリーマン「ザ・パッセンジャー」(仮名)。「ザ・パッセンジャー」はかなり共感してしまった。こんな人やこんなことってリアルにあるって。

    「40日間休暇とる」とか、「間違って隣の学校へ殴りこみにいく」とかバカっぽい話はあるけど、スンシンのつむぎ出す「コトバ」や
    鈴木の「大切なもの」のために一生懸命やる姿って、心の襞(ヒダ)に触れてしまう。よかった。でも、スンシンの「鷹の舞」って。やっぱ必要かな?「風花」の小泉今日子がラストで踊るシーンを思いだしてしまった。

    フライ、ダディ、フライのパンフ表紙
    映画のパンフレット。700円。やっぱ堤真一の「おっさん」役はかっこよすぎるわ。

    スンシンの「鷹の舞」
    岡田くんオリジナル「鷹の舞」。これもかっこよすぎで、この踊りのシーンが、全体からするとラピッってる。
    でも、この「鷹の舞」があることで、映画のイメージは残るねんけどね。「岡田くんが、あのひとり舞いする映画ね。」

    中年親父の軍団
    このおっさんたちは、よかった。

    ザ・ゾンビーズ。坂本くんは中央
    坂本くん。右から二人目。鈴木の娘のはるかちゃんにお手紙
    もろもろ渡すシーン。印象的でした。
    | 映画パンフ | 15:12 | comments(2) | trackbacks(14) |
    コメント
    じゅずさんへ
    コメントありがとうございます。
    僕は、ぜひおっさんにはマネしてほしいなあと思ってしまいました。だって、おっさんは疲れすぎていて、そこまでの元気が今ないと思います。あれぐらいできたら、日本は変わりますよ。
    | アロハ坊主 | 2005/12/19 11:14 AM |
    バスでのサラリーマンたちのやりとりは妙な連帯感があって笑えた。あのシーンは台本に台詞がなく、全て役者さんに任せてあったそうだ。バスとの競争のシーンで鈴木さんは娘のためだけにがんばってるんじゃあない、世の中のおっさんに勇気を与えようとしている、そんな気がした。それがとても格好良かった。ただ、これをみた世のおっさんが真似をしないか心配だ。まあ杞憂だけど。
    | じゅず | 2005/12/18 4:52 PM |
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