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映画【 96時間/リベンジ 】奇手作品の続編は、凡庸で終わってしまうのか
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    【 96時間/リベンジ 】をUNEXTでみた。
    【 96時間 】がスマッシュヒットを飛ばしたようで、第2弾が4年後に上映された。沈黙シリーズのセガール親分のように、リーアム・ニーソン演じるブライアンも無双キャラ。前作では、どんな敵がいようとも、娘を助けるために、怯まず、ぐいぐいと、つねに敵を追い詰めていくのが見所だったが、本作は反対に敵から狙われ、捕まってしまうところから物語は展開していく。

    本作も前作同様にしっかり伏線(というか隠喩めいた伏線)が仕込んであり、リュック・ベッソンの遊び心は健在である。が、しかし・・・作品としては、凡庸なサスペンス・アクションに後戻りした感じだ。
    taken2 96時間 リーアムネーソン

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    冒頭、娘キムの自動車免許取得のために、特訓を一緒にする約束をしていたが、すっぽかされてしまう父ブライアン。それを注意するために、娘の居場所(ボーイフレンド宅)を、ブライアンは携帯か何かに仕込んでおいたGPSを手がかりに探し当てる。

    「こんなことされたら、立ち直れない。私に干渉しないで」と、ブライアンは娘に呆れられてしまう。

    なにげない父娘の日常を描いたシーンのなかに出てきた「GPS」というキーワードは、「人間GPS」というブライアンの特殊能力を発揮しながら、妻の居場所を探し出すクライマックスの展開につながっていく。また、父のナビゲートで娘がドライバーとなってイスタンブールの街中を敵の魔の手から逃げ切るシーンは、冒頭の叶わなかった父娘の特訓という伏線が、見事に大胆なドライビングテクニックで回収されていた。

    本作の監督はオリビア・メガトンは、【 トランスポーター3 アンリミテッド 】なども手がけており、カーチェイスはなかなかド派手で、これは前作ではなかったところだ。

    ただ、残念なのが、平々凡々というか、よくあるサスペンス・アクション的なストーリーになってしまったことだ。もちろん、前作にはないカーチェイスや、前作からの娘の成長ぶりなど、見所のようなシーンはいくつかあった。前作の僕のレビューでは、「本作(1作品目)は王道のアクション映画を逆手にとった奇手作品だ」といったようなことを書いたが、それがある意味、この【 96時間 】の面白さだった。しかし、前作とは違った展開を加味した2作目はそれがアダとなり、結局王道なアクション映画に逆戻りにしてしまったようである。

    決して駄作ではないが、やっぱり1作目と比べると、見劣りしてしまう。ただただ残念でしかたがない。続く3作目の【 96時間/レクイエム 】に期待したい。


    ●関連記事・・・【 96時間 】従来のアクション映画の展開を次々裏切っていく 
    | 映画レビュー | 22:31 | comments(0) | - |
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