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将来のキャリアが見えずに悩む人たちへ
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    キャリアカウンセリングで、クライアント(依頼者)からよく相談されるのが「今後どのようなキャリアを築いていけばいいのか」という悩みです。20代や30代前半の若手に多いイメージですが、実は、30代後半や40代の、裁量権もある、会社の中核を担っているような人たちも、悩み苦しんでいます。ある意味、若手よりも焦りもあって、深刻度は高いかもしれません。

    相談者(人)によって、置かれている状況が異なるので、全ての人に当てはまるわけではないですが、このように今後のキャリアに不安を抱く人は、多くのケースの場合「目の前の仕事」に夢中になれていないことが要因としてあげられます。

    JUGEMテーマ:ビジネス

    仕事に対して創意工夫をしながら取り組み、お客さまや同僚から信頼を得ていたり、新人の頃から教えていたメンバーが活躍するようになったりと、職場で自身の介在価値を実感できている人なら、こうした不安は少ないでしょう。それは、目標とするキャリアを明確に持っていたり、今は無くても、どうにかなるだろうという自己肯定感をもった人が多いからです。

    一方、「目の前の仕事」に夢中になれていない人は、現実から逃避したいこともあり、遠く(未来)のことを考えてしまいがちです。しかし、目の前のことや今の自分を脇に置いておいて、将来について思いをめぐらせたところで、結局、その将来も「現在」の積み重ねでしかないのです。つまりは、今携わっていること(仕事)をなかったことにして、将来(のキャリア)は描けないということです。

    もちろん、「エンジニアから役者になった」「美容師から営業に転職した」という大転身を実現した人も数多くいます。でも、そういう人たちも、その当時培ってきたことが間違いなく、転身した仕事にも何かしらの形で活かせているはずです。

    だからこそ、肝に銘じてほしいのは、今の仕事をおろそかにしないこと。そうしないと、将来も見出せなくなってきます。まずは「将来のキャリア」について考える前に、今担当している仕事に向き合ってほしいのです。もし、今の仕事が「面白くない」と感じているのなら、一度自分なりに「夢中になれる方法」を考えてみてください。

    希望した仕事でなければ、多くの人は上司(会社)から与えられた仕事をこなしています。そのため「やらされ感」をもって仕事をしている人も多いでしょう。そのスタンスを180度変え、一度、無心になって仕事に取り組んでみてはどうしょうか。

    ・もっと業務時間を短くできないのか。
    ・もっとお客さまをハッピーにできないのか。
    ・自分の創意工夫ができる余地はないのか。
    ・もっとメンバーがやる気になれるコミュニケーションはないのか。
    ・(分からなければ)サービスや製品を提供している相手に要望を聞いてみる。
    ・・・・・・

    ポイントは、どうしたらこの仕事の価値を生み出せるか、自分で考え、やってみることです。それを半年続けてみること。難しければ3ヵ月でもいいです。これまでの考え方や行動を変えることで、何かが変わるはずです。

    「今仕事になんて、興味も湧かないし、今さら頑張って取り組んでも評価もされないから、そんなのに無理」
    そう反発してしまう人もいるでしょう。

    無理とは言いません。ただ、覚えておいてほしいのは、もし仮に、あなたが新天地を求め、転職したとします。心機一転頑張ろうと思っても、行動や考え方が同じならば、また同じような壁にぶつかり、不安を抱え、悩んでしまう。その可能性は非常に高いです。そういう人をたくさん見てきたので、その失敗を繰り返さないためにも、ここは一度他と顧みずに挑戦してほしいと思います。(「やってみて何も変わらない」「全然面白くもなんともない」‐‐そんなふうに感じるなら、自分が本気で向き合える仕事に変えるべきなのでしょう。そういう決断をするためににも、全力で取り組んでみるのはいいのではないでしょうか)

    もう一度、繰り返しますが・・・

    今の仕事で夢中になれることを探すこと。
    そして、できれば何らかの成果を挙げて、誰かのために貢献すること。


    これを目指してください。「キャリア形成」というのも、結局は他者に評価されないと築くことはできません。だからこそ、まずは目の前の仕事で実践すること。これがうまく循環して、夢中に取り組めるようになっていくと、キャリアの悩みも解消されていくはずです。

    で、実際「今後どのようなキャリアを築いていけばいいのか」という相談があったときに、私はどんな話をしているかというと・・・・2種類あるキャリアの築き方について、お伝えしています。

    ご存知の方も多いと思いますが、いわゆる「山登り型」と「川下り型」と言われるもので、「山登り型」とは、目標(頂上)を設定し、達成する(到達するため)に、最適なルートを計画し、実行していくやり方です。一般的に、就職やキャリアカウンリングなどでよく言われるキャリアプランの形です。

    一方、「川下り型」は、まさに川の流れに身を委ねるように、与えられた仕事を通じて、さまざまな障害をクリアし、キャリアを築いていくやり方です。まさに、この「川下り型」は、先程紹介した「今の仕事を夢中で取り組む」ことが、キャリア形成につながっていくことを示しています。つまりは目の前の業務をおろそかにせずに、夢中に過ごすことは、自分のキャリアを築く上で、決して遠回りではないということです。

    なので、「山登り型」が得意な方は、ゴール(目標)を決めていくことからが始めればいいし、それが苦手な人は、「川下り型」で、まずは目の前の仕事に夢中になることからオススメします。

    先日読んだ「楽しくなければ仕事じゃない」(著書・干場弓子さん)という書籍に、「一見、同じ仕事も、誰がどんな価値を見出すかによって、まったく異なるものになる」ということが書いてありました。

    本当にそのとおりだと思います。今やっている仕事を通じて、お客さまや同僚に新たな価値を与えられる工夫はできないか、ぜひ考えてみてください。

    次回は「山登り型」のゴール(目標)を決めるヒントについて触れてみたいと思います。その際、「間違ったキャリアを選択する人、しない人」というテーマについてもお話します。新型コロナウィルス感染症対策により「stay home」習慣ですが、よいG.W.をお過ごしください。
    | キャリア | 14:31 | comments(0) | - |
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