まさかの話 | アロハ坊主の日がな一日

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まさかの話
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    孫に会うために、奈良から上京してくれた79歳と77歳。

    11時に東京駅へ一人で迎えに行き、東京大丸の12階にある
    いつものうなぎ屋で、二人が楽しみにしているランチを食べた。

    二人とも基本的には元気なのだが、年齢を重ねると、あちらこちらにガタがきていて
    ご飯のおともは毎度病気の話になる。

    大腸ポリープはどんなのが見つかったか、腎臓は元気か。
    人工膝関節の調子はいいのか。動脈瘤はどうなっている。胃がん手術の経過はどうだ・・・


    JUGEMテーマ:家庭



    すこぶる健康とは言いがたいが、ハキハキとした話しぶりで、ひと安心。

    ただ、いつもいつも同じ話ばかりになるので、たまに僕から昔の話をふったりする。
    今回は、親父が自転車で溝に落ち、顎から血を流しながら、帰ってきたエピソードを聞く。

    どうやってその溝にハマったのか。詳しい状況を知らなかったので、改めて尋ねてみた。

    親父は興味なさそうに、詳細を話してくれた。
    それが一通り終わったあとに、
    「いや、実はそれよりももっと痛かったのが、クルマに轢かれたときやな」

    ・・・・・えっ!?
    聞いたこともない、話がふってきた。

    「朝、会社に遅れそうだったから、駅まで急いで自転車を飛ばしていたら、突然横からクルマがきて吹っ飛んで。
    それで、近くの高●医院でレントゲンとってもらって・・・

    「誰の話?」

    「オレの話やないか」

    全く記憶がない。

    「オカンは知ってたの?」

    「はじめて聞いた。いつ!?」

    「自宅の駐車場にタイヤの曲がった自転車置いてたやろ」

    たしかに。なんでこんなに壊れているのか、学校の部活が
    忙しくて、あんまり詳しく聞かなかったが・・・
    あった、ボロボロになったママチャリ。

    「そういやオトン、いつからか、自転車乗らなくなってたよな」

    「そうや。自転車乗るの、怖くなったからな」

    それが理由か。30年過ぎて、ようやく理解した。
    そんな僕の話を無視するように

    オカンは間髪入れず、問い詰めた

    「で、保険とかは、警察とか呼ばへんだん!?」

    「急いでたし、ドライバーのおばちゃんやったし
    『大丈夫ですか』と声かけられたけど、すぐに行ってしもたしな」

    二人して、
    「えー!轢かれ損やん!」
    とつっこんだ。


    同じ家に暮らしていながら、今まで全く知らなかった。
    面白いを通り越して、ちょっと怖いくらいだ。


    結局、この日は二人が僕の自宅に来て
    孫の顔を見るまで、この話題で盛り上がりすぎて
    あの、うなぎの味が全く口に残っていない。

    まあ改めて健康の大切さを痛感できたということで、よしとしよう。







    ・・・・



    この日、この記事を書きながら
    僕は改めて「子どもには隠し事をしない」と決意した。



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