映画【 ヒミズ 】 | アロハ坊主の日がな一日

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映画【 ヒミズ 】
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    映画[ ヒミズ ]をシネライズで鑑賞。

    今年に入って2作品目の鑑賞となる映画です。もう見逃したかと思ってましたが、さすがシネライズです。毎日1回こっきりですが、上映していました。

    [ 愛のむき出し ]に感じた、熱いパッションが再び蘇ります。
    JUGEMテーマ:映画


    前作の[ 恋の罪 ]が個人的にはいまひとつだったので期待半分、不安半分で観たが面白かった。お気に入りの【 愛のむき出し 】に匹敵するものでした。

    序盤は「えっ夜野くんが、おっさんなの?」という驚きに代表するようにエキセントリックなキャラクターにとても違和感がありましたが、終わってみれば原作以上に主人公の住田と茶沢が質量を得ており、共感できるキャラクターに仕上がっていました。諦観の一歩手前にいるような、感情を内に秘めた主人公の住田と、“絶望”の淵にいる住田へ無償の愛をハイテンションで表現している茶沢。どちらもとてつもなく難しい役なのに、染谷や二階堂は100%に近い形でキャラクターを見事に演じきっていました。ほんと役者魂を感じます。もちろん園子温監督の演出のおかげというのもあるでしょうが・・・。
     本作は3.11の震災後、急きょ脚本を改稿して、原作とは大きく異なる内容になっています。僕は、これを手放しで評価しますね。ラストのシーン、沼からあがってくる住田が走り出し、それに伴走する茶沢。このふたりの姿はサイコーです。青春映画はやっぱ「走」ですよ。

    この映画では“希望だ”や“がんばれー”という凡庸で陳腐な言葉にも、魂というか気持ちがのった画になっているのがすごい所です。園子温監督のエモーショナルムービーの一端をかいまみた気がしました。今という時代を反映した1作であるといって過言ではないでしょう。

    「この映画を観ると、マンガのタッチが主人公への感情移入を阻害していた気がしてきた」。一緒に映画を鑑賞した友人が的を得たコメントをしていました。観る者を共感させる画や演出は、いくら映像・画が精巧でも成立しない。なるほどね。

    | 映画(日本) | 11:15 | comments(0) | trackbacks(2) |
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    映画『ヒミズ』
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