映画[ リミット ]目覚めたら棺の中。はたしてここから、脱出できるのか? | アロハ坊主の日がな一日

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映画[ リミット ]目覚めたら棺の中。はたしてここから、脱出できるのか?
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    映画[ リミット ]を渋谷シネセゾンで鑑賞。

    この映画は、一人の男が土に埋められた棺の中から脱出するまでを描いたワン・シチュエーション・スリラー。[ SAW ]シリーズなど低予算で、大ヒットを生み出したこのジャンルは、[ パラノーマル・アクティビティ ]で再び火がつき、いま注目を浴びています。今回手がけるのは新進気鋭のスペイン人の監督、ロドリゴ・コルテス。そしてキャストは、2008年にスカーレット・ヨハンソンと結婚し、最近離婚したライアン・レイノルズ。今回唯一の登場人物であります。
    りみっと
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    (あらすじ)
    イラクで突然襲われた米国人トラック運転手ポール・コンロイ。彼が目を覚ますと、そこは土の重さがのしかかる閉ざされた箱の中だった・・・。残りわずかの酸素しかない密閉された場所、手元にあるものは携帯電話。果たして、彼はこの過酷な状況から脱出できるのか?

    (ちょいネタバレ)
    こりゃあ、閉所恐怖症の人にとっては、とってもキツイ映画だろうね。全編、寝返りさえできない棺の中だもの。テロリストによる恐喝、外部との連絡に欠かせない携帯の電池切れ、ライターのオイル切れ、最後には棺の壊れて生き埋め寸前まで追いつめられ、主人公はさまざまな形で次から次へとタイムリミットが迫り、緊張感は最後まできれることはない。

    この映画は、作り手による斬新なアイデアの勝利という一面もあるだろうが、僕は主人公を演じたライアン・レイノルズの鬼気迫る演技を評価したい。彼は暗がりであるがゆえに、カメラに自分の表情がしっかりと映るようにポジションを計算をしながら、さらにはカメラの接写アングルというごまかしの効かない状態で、諦め、あせり、怒り、躊躇い、悲しみ、恐れ、喜びなど人間のすべての感情を的確に表現している。映画の序盤で、電話に出た友人に、ポールがイラついてつい暴言を吐き、電話を切ってしまうシーンがある。そのあとでポールは再び電話をして友人に謝るが、その行動が恐怖のあまりパニックになって起こしてしまった。そのくらい細かい演技をしているのである。

    またサスペンスやスリラーという要素とは別に、この映画にはもう1つ見どころがある。それは“反戦”“反権力”というテーマである。テロに生き埋めにされたポールを、テロに屈しない国家という口実のもと、FBIも、企業も、さらには国防総省までもが、彼を見殺しにしようとする。

    特に国防総省が電話口で、マークホワイトの棺を見つけたといってしまうが、普通なら、こんな状況で、それを言うか!と思いますよね。あまりに安易すぎないかと。この作品には、そうした配慮に欠けるやりとりが多々見受けられますね。

    日本人からすると、権力側の電話での対応が、少しリアリティに欠けてしまう。これはほんと残念なポイントです。あと話が複雑に混みいっており少しわかりずらい点も残念です。この映画への評価が高い反面、評価できないという声も同じようにあるのは、そのためだろうと思うんです。しかし、その点をさっ引いても、この映画は[ SAW ]や[ パラノーマル・アクティビティ ]とはひと味違う、面白さがあるんですよ。ヒッチコック作品を彷彿とさせるオープニング曲と、違和感たっぷりのカントリー調のエンディング曲は、なによりも、この映画を魅力を象徴しています。ブラックユーモア好きには、この演出はたまりませんね。

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    | 映画レビュー | 13:31 | comments(0) | trackbacks(1) |
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    [リミット]
    イラクで働く米国人トラック運転手ポール・コンロイは路上で突然襲撃を受け、目覚めたら棺に入れられ土の中にいた。 手元にあるものは他人の携帯電話、ライター、ナイフ、ペン、酒。 なぜ自分はここに入れられたのか? 果たしてここから脱出できるのか? 酸素も残り
    | 象のロケット | 2011/01/22 7:53 PM |